調整レイヤーを使えば、複数のクリップに同時にエフェクトをかけられるので便利です。
今回の記事では、Premiere Proで調整レイヤーを使用する方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
調整レイヤーとは?
調整レイヤーとは、下のレイヤーにエフェクトを加えられるレイヤーのことです。
複数のクリップに、まとめてエフェクトをかけたいときなどに便利です。
Premiere Pro特有の機能ではなく、After EffectsやPhotoshopでも使用できます。
調整レイヤーの特徴として、下記のようなものがあります。
- 複数のクリップにまとめてエフェクトをかけられるため効率よく編集できる
- 編集に失敗しても調整レイヤーを削除すればいいので、元の画像や動画をいじらなくて済む
- エフェクトを重ねてかけることができる
- どこに何のエフェクトを加えたのか分かりやすい
- オーディオクリップには使えない
調整レイヤーの使い方
それでは、実際に調整レイヤーを使ってみましょう。
クリップを配置
まずは、タイムラインに動画のクリップを配置します。
調整レイヤーを作成
プロジェクトパネルの新規項目をクリックして、調整レイヤーを選択します。
調整レイヤーが作成されるので、クリップの上のレイヤーにドラッグ&ドロップしましょう。
エフェクトを追加
エフェクトパネルを開いて、調整レイヤーにエフェクトパネルを追加しましょう。
今回は、Lumetri カラーを追加しました。
後は、エフェクトの値を調整すれば完了です。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
Premiere Pro|テンプレートはどれがおすすめ?種類に分けて紹介!
まとめ:効率化ができて便利
調整レイヤーを使えば、編集を効率よく行えるので非常に便利です。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。