Photoshopをこれから勉強する人は、何から始めたらいいのか分からず悩むこともあるのではないでしょうか。
Photoshopは、写真の合成やWebデザインなど用途が豊富なので、覚えなければならない機能も多いです。
今回の記事では、初心者がPhotoshopの勉強をする際の効率的な方法やポイントを紹介します。
具体的には、以下の順番で勉強することをおすすめします。
Step1.Photoshopで何をしたいのか整理する
Photoshopには、非常に多くの使い道があります。
その分、すべての機能を覚えるのには時間がかかります。
まずは、Photoshopを使ってどんなことをしたいのか整理しましょう。
Photoshopを使ってできることの例として下記が挙げられます。
- 写真の補正や加工
- 合成写真やコラ画像の作成
- イラストの作成
- WebサイトやLPのレイアウト
これらの中から、自分のやってみたいことを中心に機能を覚えていくと、楽しくPhotoshopのスキルを習得できます。
また、Photoshopの全ての機能をマスターしておくとグラフィックデザイナーやWebデザイナー、DTPオペレーター、フォトグラファー、レタッチャーなど様々な職種で役立ちます。
最終的には、すべての機能を使えるようになることを目指しつつ、覚える機能の順番を決めていきましょう。
Step2.入門書で基本の使い方を覚える
Photoshopを使ってやりたいことを決めたら、次は入門書でファイルの作成の仕方やツールの使い方など、基本的な操作方法を覚えましょう。
もし、入門書を熟読するのが面倒だという方は、ネット上のチュートリアルを実践しつつ分からなくなったら入門書で調べる、という勉強方法でも問題ないでしょう。
おすすめの入門書は下記の2冊です。
Photoshop しっかり入門
Photoshopの使い方を丁寧に説明してある、超初心者向けの本です。
情報量が豊富なので、分からないことがあればすぐに調べることができます。
Photoshop 10年使える逆引き手帖
基本的な操作やツールの使い方を辞書のように調べられる本です。
入門書をじっくり読むのが面倒な人は、この本を辞書代わりにしてチュートリアルを進めるのもありです。
Step3.ネットでチュートリアルを調べる
Photoshopの基本的な使い方が理解できている人は、ネットで公開されているチュートリアルを実践することをおすすめします。
最初に決めた自分のやりたいことから、どのチュートリアルを実践するべきか調べてみましょう。
具体的なテクニックや制作の流れを見ながら学べるのが、チュートリアルのメリットです。
おすすめのチュートリアルは以下の2つです。
Adobe Illustrator CC チュートリアル
Adobe公式のチュートリアルです。
一つ一つのチュートリアルが1分程度でまとめられているので、簡単かつスピーディーに進めることができます。
参考 チュートリアルはこちらからAdobe Illustrator CC チュートリアル
Photoshop Tutorials
合成や写真のレタッチを勉強できるYouTubeチャンネルです。
内容がハイレベルで、見ているだけでもかなり勉強になります。
上級者並みのスキルを身に付けたい方は、ぜひ見てほしいチュートリアルです。
Step4.気に入ったデザインやレタッチの真似をする
チュートリアルを一通り実践したら、街中やSNSで見かけたデザインや写真のレタッチ方法を真似してみるとよいでしょう。
同じデザインや加工方法を再現するためには、どうやって作成すればいいのか自分の頭で考えながら進めないといけないので、実際の現場で働く力も身につくでしょう。
また、レイアウトの配置法やどのようにレタッチしているのかなどを分析しながら作成すると、良いデザインの作り方やレタッチ方法を体感的に身に付けることができます。
Step5.作った作品をSNSに投稿してみる
Photoshopを使って作品を完成させたら、TwitterやInstagramに投稿してみるのもよいでしょう。
他人からのリアクションは、モチベーションを保つうえでも大きなメリットになります。
また、制作した作品が有名になればそこから仕事につながる可能性もあります。
著作権や肖像権に注意しながらSNSを更新してみるとよいでしょう。
Step6.Photoshopの案件を調べてみる
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスでは、写真加工ややLPデザインなどPhotoshopを使う案件が多く掲載されています。
企業の案件に申し込めば、フリーランスや副業として収益をあげられるだけでなく、転職活動の際に実績としてアピールできます。
Photoshopのスキルに自信が付いた人は、思い切って案件に申し込んでみてはいかがでしょうか。
Photoshopで初心者が挫折するポイントや対処法
最後に、Photoshopで初心者が挫折するポイントやその対処法について紹介します。
エフェクトや加工の作り方が分からず挫折
いきなり、Photoshopをいじるとエフェクトのかけ方や合成の仕方が分からず挫折することが多いです。
対処法としては、入門書を読んで基本的な使い方から地道に覚えることが挙げられます。
どの機能を覚えるべきか分からず挫折
前述しましたが、Photoshopには様々な用途があり使える機能も豊富です。
そのため、一度にすべての機能を覚えようとして挫折してしまうこともよくあります。
Photoshopを勉強する際は、先にどんなことをできるようになりたいのか整理しましょう。
モチベーションがなくなり挫折
Photoshopに限った話ではありませんが、具体的な目標がない場合モチベーションが低下してやめてしまう人が多いです。
「Photoshopで作った作品をSNSで投稿してフォロワー数1000人を目指す」、「半年以内にPhotoshopをマスターしてデザイナーに転職する」など、目標や目的をはっきりさせることをおすすめします。
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まとめ:楽しむ工夫をしながら勉強しよう
初心者が、一からPhotoshopの使い方を覚えるのは時間がかかります。
途中で挫折しないように、楽しむ工夫をしながら勉強しましょう。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、勉強に役立ててください。
また、当サイトではPhotoshopやAfter EffectsなどAdobeソフト関連の使い方に関する記事をチュートリアル形式で投稿しております。
画像加工やデザインに関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。