5秒で完了!Photoshopの自動選択ツールを使う切り抜きと設定方法

自動選択ツールは、被写体を自動で選択してくれる便利なツールです。
細かい設定を調整することで、自動選択ツールは使いやすくなります。
この記事では、自動選択ツールの使い方や自動選択ツールで切り抜きやすい画像の特徴、細かい設定方法などを紹介します。

5秒で完了!自動選択ツールを使った切り抜き

まずは、自動選択ツールの使い方を紹介します。
主に画像をクリックするだけなのですぐに作成することができます。

自動選択ツールを選択して画像をクリック

車の画像

自動選択ツールで画像を切り抜く方法です。
今回は上記の画像の車を切り取ります。


許容値の値を変更

ツールバーから自動選択ツールを選択して、画面上部の許容値の値を変更します。
今回は200に設定しました。
許容値の値は切り取る画像によって、お好みに調整してください。


選択範囲が作成される

車をクリックすると選択範囲が作成されました。
コピー&ペーストすれば、切り取った画像が作成されます。
上手く選択範囲を作成できなかったり、更に選択範囲を細かく調整したい場合は、クイック選択ツールに持ち替えて選択範囲を編集しましょう。


自動選択ツールはどんな画像を切り取るのに適している?

先ほどの車の例を見て「あまりしっかりと選択範囲が作成されていない」、「違うところまで選択範囲として切り取られている」と感じた方もいるのではないでしょうか。
実は、自動選択ツールで切り取りやすい画像には特徴があります。
ここでは、自動選択ツールを使って切り取りやすい画像について説明します。

輪郭がはっきりしている画像

切り取りたい被写体の輪郭がはっきりしている画像は綺麗な選択範囲を作成しやすいです。
ぼやけている画像だと、被写体と背景の境界線が分かりづらいため、自動選択ツールでは上手く切り取れないことが多いです。
また、被写体の輪郭がはっきりしていれば、背景がぼやけていても大丈夫です。

背景と色のコントラストが強い画像

背景と被写体が似た色をしていると、余計な部分も選択範囲として作成される場合があります。
自動選択ツールを使うときは、背景と被写体の色のコントラストが強い画像を選びましょう。

被写体がグラデーションでない画像

自動選択ツールで選択範囲を作成する場合、単一色の被写体が望ましいです。
自動選択ツールでグラデーションの被写体を切り取ろうとすると、クリックした部分と近い色の箇所しか選択範囲として作成されない場合があります。
例えば、先ほどの車の画像だと車のボディ(黄色い部分を)クリックすると、窓やタイヤの部分は選択範囲外となってしまいます。


自動選択ツールの細かい設定方法

最後に、自動選択ツールの設定項目を紹介します。
細かい設定方法を覚えておけば、きれいに画像を切り取れるようになるので要チェックです。

選択範囲

選択範囲

画面をクリックすると、選択範囲について設定できます。
以下の中から選択できます。

  • 新規選択
  • 選択範囲に追加
  • 現在の選択範囲から一部削除
  • 現在の選択範囲との共通範囲

新規選択

通常の選択範囲の作成方法です。
画面をクリックすれば選択範囲が作成されます。

選択範囲に追加

選択範囲を追加できます。
作成されている選択範囲以外の部分をクリックすると新たに選択範囲が追加されます。

現在の選択範囲から一部削除

選択範囲の一部を削除できます。
選択範囲のいらない部分をクリックすると、選択範囲から削除できます。

現在の選択範囲との共通範囲

現在作成されている選択範囲と、新たに作成した選択範囲の共通の部分のみを選択範囲とします。
自動選択ツールではあまり使わないかもしれません。

サンプル範囲

サンプル範囲

自動選択ツールで画像をクリックして選択範囲を作成するときに、サンプルとする範囲をどれくらい広くするか決めることができます。
ペンツールでいうところのペンサイズといえば分かりやすいかもしれません。
数字が大きいほど、作成される選択範囲も大きくなります。
サンプル範囲は、「指定したピクセル」、「3ピクセル四方の平均」、「5ピクセル四方の平均」、「11ピクセル四方の平均」、「31ピクセル四方の平均」、「51ピクセル四方の平均」、「151ピクセル四方の平均」から選ぶことができます。

許容値

許容値

許容値は、画面をクリックした時に、どれくらい範囲を選択範囲とするか調整できます。
値は、ピクセル単位で0~255の間から選択できます。
許容値の値が大きいほど、作成される選択範囲も大きくなります。
逆に許容値の値が小さくなるほど、作成される選択範囲は小さくなります。

エッジ効果を滑らかに

エッジ効果を滑らかに

エッジが滑らかな選択範囲を作成することができます。
簡単にいうと、境界線がガタガタでない選択範囲を作りやすくなります。

隣接ピクセルのみをサンプル

隣接ピクセルのみをサンプル

隣接している、同じカラーを使用した領域だけが選択範囲として選択されます。
この項目を有効にしていない場合、画像全体で同じカラーを使用するピクセルがすべて選択されます。
全てのレイヤーの画像から選択範囲を作成したい場合は、この「隣接ピクセルのみをサンプル」をクリックして有効にしましょう。

合成画像のサンプルカラー

合成画像のサンプルカラー

全てのレイヤーを対象に選択範囲を作成することができます。
この項目を有効にしていない場合、選択しているレイヤーのみの選択範囲を作成します。


まとめ:クリックひとつで簡単に選択範囲が作成されるツール

自動選択ツールを使えば、クリック一つで選択範囲を作成することができます。
はじめ使いづらいかもしれませんが、コツを掴めばすぐに上達できるかと思います。
細かい設定を調整して、自動選択ツールを使いこなしましょう。
以下が今回のまとめです。

  • 自動選択ツールはクリックだけで選択範囲を作成できる
  • 選択範囲として作成したい範囲を調整したいときは許容値の値を調整する
  • 輪郭がはっきりしている、単一色など自動選択ツールで切り取りやすい画像には特徴がある
  • 選択範囲を更に追加したい場合は「選択範囲に追加」をクリックする
  • 自動選択ツールでは、「エッジ効果を滑らかに」、「隣接ピクセルのみをサンプル」、「合成画像のサンプルカラー」など細かい設定をすることができる

また、この他にもPhotoshopに限らずAfter EffectsやIllustratorなどAdobeソフトの使い方について紹介しております。
Adobeソフトの使い方に興味のある方は、ぜひご覧ください。