After Effects(アフターエフェクト)初心者が覚えておくと楽しいツール

After Effectsには、多くのツールがあります。
今回の記事では、After Effectsの覚えておくと楽しい便利なツールを紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

アンカーポイントツール

アンカーポイントツールはアンカーポイントの位置を移動する際に使用します。

アンカーポイント

アンカーポイントとは、素材を回転させたり拡大するときに中心となる点のことです。


例えば、アンカーポイントを左下に配置すると動画のように左下を中心に回転します。


アンカーポイントを素材の中心に配置

Ctrl(Command)キーを押しながら移動させると、アンカーポイントを素材の中心に配置できます。


コピースタンプツール

コピースタンプツール

コピースタンプツールは、Photoshopのコピースタンプツールと同じで写真の一部を消すことができます。


レイヤーをダブルクリック

コピースタンプツールを選択した状態で、写真のレイヤーをダブルクリックします。
すると写真のレイヤーが開くので、消したい部分を修正しましょう。


写真の一部をサンプリング

alt(option)キーを押したまま写真の一部をクリックして、サンプリングします。
次に写真の消したい部分をドラッグすれば、消すことができます。
サンプリングとドラッグを繰り返せば綺麗に消せます。


ブラシサイズを変更

ブラシパネルの直径で、ブラシサイズを変更できます。


ロトブラシツール

ロトブラシツールは、動画を切り抜きたいときなどに使用します。

ロトブラシツール

ロトブラシツールを選択した状態で、写真のレイヤーをダブルクリックします。
すると写真のレイヤーが開くので、切り抜きたい部分を塗りつぶします。


選択範囲から削除

塗りつぶしすぎた時は、alt(option)キーを押しながらドラッグすると選択範囲から削除できます。


フリーズのボタンをクリック

フリーズのボタンをクリックしてコンポジションを確認すれば、動画を切り抜きできていることがわかります。


カーソルの周りを周回ツール

3Dレイヤーの時にのみ使えるツールです。

カーソルの周りを周回ツール

カーソルの周りを周回ツールを使って写真をドラッグすれば、レイヤーを回転させることができます。
レイヤーのトランスフォームの項目で数値を調整するよりも、直感的に回転できるので便利です。


パペット位置ピンツール

パペット位置ピンツールは、Photoshopのパペットツールのようにピンを打って素材の形を変更できます。

レイヤーパネルからメッシュの回転の調整にキーフレームを打ち込めば、アニメーションを作成することもできます。


もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法

AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。
ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。


テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。

プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。

下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

After Effects(アフターエフェクト)おすすめのテンプレートを種類に分けて紹介!

まとめ:使いこなせればかなり便利

全てのツールを使いこなせるようになるにはかなり時間がかかりますが、便利なツールばかりです。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。

また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。