文字や画像を点滅させる時に、キーフレームを打ち込むとかなり時間がかかります。
After Effectsでは、エクスプレッションを使うことで、簡単に点滅させることができます。
今回の記事では、エクスプレッションを使って文字や画像を点滅させる方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
ランダムに点滅させる方法
まずは、ランダムに点滅させる方法を紹介します。
レイヤーのトランスフォーム>不透明度を選択した状態で、画面上部のメニューからアニメーション>エクスプレッションを追加を選択します。
「transform.opacity」と追加されるので、「random(0, 100);」と書き換えます。
これで、不透明度がランダムに変化する点滅を作成できます。
ゆっくりと点滅させる方法
次に、動画のようにゆっくりと点滅させる方法について紹介します。
前のステップで解説したように、レイヤーのトランスフォーム>不透明度を選択した状態で、画面上部のメニューからアニメーション>エクスプレッションを追加を選択します。
そして、「Math.sin(time*7) * 100;」と書き換えます。
これで、ゆっくりと点滅する動画を作成できます。
点滅させる速度を調整したい場合は7の部分を変更しましょう。
数値が大きいほど速くなります。
チカチカ点滅させる方法
次に、動画のようにゆっくりと点滅させる方法について紹介します。
前のステップで解説したように、レイヤーのトランスフォーム>不透明度を選択した状態で、画面上部のメニューからアニメーション>エクスプレッションを追加を選択します。
そして、「Math.round(Math.sin(time*10)*100)*100」と書き換えます。
これで、チカチカと点滅させることができます。
点滅させる速度を調整したい場合は10の部分を変更しましょう。
数値が大きいほど速くなります。
オシャレなエフェクトを追加するには?
いかがでしたでしょうか。 今回紹介したもの以外にも、After Effectsではかっこいいエフェクトを追加する方法があります。 例えば、テンプレートを使用することでかっこいいエフェクトやモーショングラフィックスを短時間で作成することが可能です。 ここでは、簡単かつスピーディーに追加できるかっこいいテンプレートを3つ紹介します。 お手頃価格で購入可能ですので、是非チェックしてみてください。Cinematic Glitch Logo
テレビやゲームの色ずれのような表現(グリッチノイズ)を再現できるテンプレートです。 テンプレートをテキストに適用するだけなので、初心者でも簡単に使用できます。 ゲーム実況をしている人や、SFっぽい映像を作成したい人におすすめです。 Cinematic Glitch LogoをチェックModern Slideshow
オシャレなスライドショーのテンプレートです。 画像がノイズのような揺れ方をして切り替わります。 ミュージックビデオやプロモーション動画などを作成するときにおすすめです。 Modern SlideshowをチェックCinematic Slideshow - Opener
まるで映画のようにダイナミックな編集ができるテンプレートです。 完成度が高く、見た人の印象に残るスライドショーです。 チュートリアル動画もついてくるので、すぐに使い方を覚えられるでしょう。 Cinematic Slideshow - Openerをチェックまとめ:いろいろなエクスプレッションを使いこなそう
After Effectsのエクスプレッションを使いこなせば、様々な表現が可能となります。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
下記の記事では、初心者でもすぐに使えるエクスプレッションについて紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。