After Effectsでは、編集中にプレビュー機能を使って動画を確認することができます。
今回の記事では、プレビュー機能の使い方や設定方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
プレビューのやり方
After Effectsでプレビューする方法は簡単で、プレビューパネルの「▷」のボタンをクリックします。
もしくは、その下の「ショートカット」の部分に書かれているキーを押せばプレビューできます。
プレビューパネルの設定項目
プレビューパネルでは下記のような細かい設定項目があります。
ここでは、一つ一つ詳しく紹介します。
- ショートカット
- 埋め込み
- 再生前にキャッシュ
- 範囲
- フレームレート
- スキップ
- 解像度
- 停止時の動作
ショートカット
プレビューする時のショートカットキーを設定できます。
具体的には、下記をショートカットキーとして設定できます。
- スペースバー
- Shift+スペースバー
- 0
- Shift+0
- Alt(Option)+0
- Numpad
- Alt(Option)+Numpad
埋め込み
アイコンをクリックして、何を含めて再生を行うのか設定できます。
下記の4つを設定できます。
- 目のアイコン・・・プレビューでビデオを再生
- スピーカーアイコン・・・プレビューでオーディオを再生
- 四角形のアイコン・・・オーバーレイおよびレイヤーコントロールを含む(マスクやシェイプのパスが表示された状態でプレビューされる)
- ループアイコン・・・ループ再生を設定可能
再生前にキャッシュ
再生前にキャッシュは、設定しておくと再生開始前にフレームがキャッシュされます。
設定しておくと作業がスムーズになりますが、ディスク容量を圧迫するので注意しましょう。
範囲
範囲は、プレビューする範囲を設定できます。
具体的には、下記の4つを設定できます。
- ワークエリア・・・ワークエリア内のフレームのみをプレビュー
- ワークエリアと現在の時間・・・ワークエリアの外も現在の時間を優先してプレビュー
- デュレーション全体・・・コンポジションの最初からプレビュー
- 現在時間の前後を再生・・・現在の時間を中心として「プリロール」と「ポストロール」で指定した時間の範囲をプレビュー
フレームレート
プレビューする際のフレームレートを設定できます。
スキップ
プレビューする際にスキップするフレーム数を設定できます。
例えば5と入力すれば5フレーム飛ばしながら再生します。
解像度
プレビューする際の解像度を設定できます。
停止時の動作
プレビューを停止した時にの動作を設定できます。
「キャッシュ中なら再生」はキャッシュが出来た個所を繰り返し再生し、「時間をプレビュー時間に移動」はプレビューを停止した時間に合わせてインジケータが停止します。
プレビューが再生できない場合
キャッシュが溜まっていたり、After Effectsが重いとプレビューが再生できなくなることがあります。
下記の記事でプレビューが再生できない時の対処法について紹介してますので、興味のある方はぜひご覧ください。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
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下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
After Effects(アフターエフェクト)おすすめのテンプレートを種類に分けて紹介!
まとめ:こまめにチェックしよう
プレビューを使えば、編集中の画面をこまめにチェックできるので便利です。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。