Photoshopの消しゴムツールが使えない場合は、レイヤーに問題がある場合が多いです。
今回の記事では、Adobe Photoshopの消しゴムツールで画像が消えない時の対処法について紹介します。
初めてPhotoshopを使う人にも、分かりやすいように説明しておりますので是非チェックしてみてください。
背景レイヤーを選択している
最初に考えられるのが、背景レイヤーを選択していることです。
背景レイヤーを選択して消しゴムツールを使用しても、透明にはなりません。
消しゴムツールでなぞった箇所は、画像のように背景色で塗られます。
消しゴムツールで透明にしたい場合は、背景レイヤーの鍵マークをクリックして通常のレイヤーにしましょう。
通常のレイヤーにすれば、消しゴムツールで消せるようになります。
不透明度が1%になっている
消しゴムツールで消えない原因として、消しゴムの不透明度が1%になっている可能性が考えられます。
消しゴムツールの不透明度が1%になっていると、薄くしか画像を消すことができません。
画面上部のメニューから、不透明度が100%になっているか確認してください。
スマートオブジェクトになっている
レイヤーのアイコンに画像のようなマークが入っている場合は、画像がスマートオブジェクトになっております。
スマートオブジェクトとは、画像の編集を繰り返しても劣化しないように保護している状態のことです。
スマートオブジェクトの状態だと、消しゴムツールだけでなくブラシツールやぼかしツール、塗りつぶしツールを使うことができません。
消しゴムツールを使いたいときは、レイヤーを右クリックして「レイヤーをラスタライズ」を選択しましょう。
これで消しゴムツールが使えるようになります。
レイヤーにロックがかかっている
背景レイヤー以外のレイヤーに鍵のマークが付いている場合、レイヤーにロックがかかっており編集することができません。
背景レイヤーの時と同様に、鍵マークをクリックして通常のレイヤーに戻しましょう。
レイヤーマスクを選択している
レイヤーマスクを選択している場合、消しゴムツールで画像が消えない場合があります。
レイヤーマスクとは、画像のようにレイヤーの横についている白いレイヤーです。
レイヤーマスクは、白い部分を表示して黒く塗られた部分を隠す機能があります。
そのため、画像のように背景色を黒にしてレイヤーマスクを消しゴムツールでなぞれば、画像を消すことができます。
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まとめ:レイヤーの設定を見直そう
今回紹介したように、消しゴムツールで消えない場合はレイヤーの設定を見直すことで解決する可能性が大きいです。
意外と簡単に解決できるので、ぜひチェックしてみてください。
この他にも、当サイトではIllustratorやAfter EffectsなどAdobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
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