Premiere Proでは、動画にモザイクをかけて人などの動くものに追従させることができます。
今回の記事では、Premiere Proでモザイクを作成する方法や追従させる方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
エフェクトのモザイクを追加
まずは、モザイクの作成方法について紹介します。
動画素材をタイムラインに配置した状態で、エフェクトパネルを開き検索窓にモザイクと入力します。
そして、動画素材のクリップにドラッグ&ドロップします。
これでモザイクが追加されます。
エフェクトコントロールパネルを確認してみましょう。
水平ブロックと垂直ブロックの数値を大きくすれば、モザイクのパネルが小さくなります。
今回は、水平ブロック・垂直ブロックともに50に設定しました。
部分的にモザイクをかけて追従させる方法
ここでは、部分的にモザイクかけて人に追従させる方法を紹介します。
前のステップで作ったモザイクの続きから始めていきます。
マスクを作成
エフェクトコントロールパネルのモザイクのすぐ下にある○、□、ペンのアイコンのどれかをクリックすれば、マスクが作成されます。
今回は、○を使ってみました。
プログラムモニターを確認すると、中央に円形のモザイクが作成されています。
ドラッグすれば自由に動かせるので、人が隠れるように設定しましょう。
トラッキングを作成
最後に人の動きに追従するようトラッキングさせます。
マスクパスの▷をクリックするとトラッキングできます。
大量のキーフレームが追加されているのが確認できます。
モザイクが途中からずれる場合
最後にモザイクがずれる時の対処法を紹介します。
動画を確認してどこからずれているのかを調べます。
確認できたら、タイムラインパネルのインジケーターをずれ始めている部分に移動させます。
そして、エフェクトコントロールパネルを開いて、インジケーターより右側のキーフレームを全て削除します。
マスクパスの項目を選択した状態だと、モザイクの位置を調整できるので人が隠れるように調整します。
そして、もう一度マスクパスの▷をクリックしてトラッキングさせます。
これを繰り返せば、モザイクのずれをなくすことができます。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
Premiere Pro|テンプレートはどれがおすすめ?種類に分けて紹介!
まとめ:簡単に作成可能
モザイクは、一見難しそうに見えて簡単に作成できます。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。