After Effectsを使っているときに、BGMに設定した音楽や動画の音が出ないようなって困ったことはありませんか。
After EffectsCC2015からは、プレビューの際に音が出なくなりましたが、設定を変更することで音を出すことも可能です。
この記事では、Adobe After Effectsで書き出し中や編集中に、音が出ない問題を解決する方法について紹介します。
音が出ない時の対処法
動画を編集中に音が出ないときの対処法を紹介します。
意外と初歩的なミスのせいで、音が出ないことも多いので一つずつチェックしていきましょう。
PCの設定をチェック
まずは、PCのスピーカーの設定をチェックしてください。
スピーカーがミュートになっているとAfter Effectsでも音が出なくなります。
オーディオマークがついているか確認
レイヤーのオーディオの部分にチェックが入っているか確認してください。
チェックが入っていないと、音が出ないので注意しましょう。
ヘッドフォンをつけて編集しているとき
ヘッドフォンをつけながら編集している時に、ヘッドフォンではなくスピーカーから音が流れることはありませんか?
そんなときはオーディオハードウェアの設定を変更する必要があります。
画面上部のメニューから、編集>環境設定からオーディオハードウェアを選択し、「デフォルト出力」をスピーカーからヘッドフォンに変更してOKのボタンをクリックしてください。
そもそも動画に音声データがない
使用している動画素材にそもそも音声がついていないこともあり得ます。
ファイルから動画を開いて、一度音声がついているのか確認しましょう。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
After Effects(アフターエフェクト)おすすめのテンプレートを種類に分けて紹介!
まとめ:しらみつぶしに原因を調査
昔のAfter Effectsでは、RAMプレビューで再生しないと音が出なかったり、レンダリングの度にオーディオ出力にチェックを入れなければなりませんでしたが、最近のバージョンでは面倒な設定は必要なくなりました。
音が出なくなる原因は、意外と簡単なことが多いので、しらみつぶしに原因を調査していきましょう。
以下が今回のまとめです。
- PCのスピーカーの設定を確認
- レイヤーにオーディオのマークがついているか確認
- 環境設定からオーディオハードウェアを確認
また、当ブログでは2020年からAfter EffectsやPremiere ProなどAdobeソフトについての記事を投稿していますので、ぜひ参考にください。
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