ストループ効果とは?デザインやマーケティングで役立つ例を紹介!

突然ですが、ある広告や商品ポップを見た時に、違和感を感じたことはありませんか。
フォントの特徴や、使われている色のイメージがちぐはぐだと「ストループ効果」という心理効果が発生します。
ストループ効果は、見る人に不快感やストレスを与えるので注意が必要です。
今回の記事では、心理学のひとつであるストループ効果の概要やデザインやマーケティングでの実践例について紹介します。
簡単に説明しているので、ぜひチェックしてみてください。

ストループ効果とは

まずは、ストループ効果の概要や例について紹介していきます。

ストループ効果の意味

ストループ効果とは、デザインの中に矛盾している情報があると認知や理解するのに時間がかかる現象です。
1935年に、アメリカの心理学者であるジョン・ストループ氏によって報告されました。

ストループ効果の例

ストループ効果

例えば、画像のように「緑」という文字が赤色で塗られていると違和感を感じませんか?
このように、目にした情報の中に矛盾があると、脳が情報を処理するのに時間がかかります。
これが、ストループ効果です。

ストループ効果には、「文字の意味」と「文字の色」の他にも下記のような例があります。

右と左
右と左

画像のように右方向を指している矢印に「左」、左方向を指している矢印に「右」と書かれていると違和感を感じませんか?
このように文字の色以外にも情報に矛盾があるとストループ効果が発生します。

フォントの特徴
フォント

フォントには、形や太さなどからそれぞれ固有のイメージがあります。
例えば、線が太めのゴシック体は安心感や力強さなどのイメージがあります。
フォントの持つイメージと伝えたいメッセージを合わせないと、ストループ効果が起こるきっかけになります。


ストループ効果をデザインやマーケティングで活用する例

ここでは、ストループ効果を意識したデザインやマーケティングについて紹介します。
ストループ効果を意識することで、見る人にとって伝わりやすいデザインになるのでぜひチェックしてみてください。

イメージに合うフォントを使う

上記でも紹介したように、フォントにはそれぞれ固有のイメージがあります。
一つの例として、高級感を表現したいときは明朝体のフォントを使ってみるとよいでしょう。

色の持つイメージに合わせる

色の持つイメージに文字の意味を合わせるのも一つの手法です。
例えば、赤には「情熱的」、「明るい」といったイメージがあり、青には「冷静」、「知的」といったイメージがあります。
文字の意味に合わせて、使用する色を決定すれば違和感のないデザインが可能です。

ボタンの配置

ボタンの配置

例えば、Webサイトで画像のようなボタンを見たらどう感じますか?
一般的には、「左が戻る」「右が進む」が一般的な認識なので、ボタンを押すのを躊躇してしまいます。このようなボタン配置は不親切と言えるでしょう。

全体でイメージを統一する

最後に、商品のPRをする際は全体でイメージを統一するようにしましょう。
例えば車の宣伝をする際に、CMでは高級感のあるイメージをアピールしてWebサイトでファミリー層向けの機能性や安価であるといった宣伝をすると、見た人に違和感を与えます。
複数の媒体を使って宣伝する場合は、全体で矛盾が無いか確認するようにしましょう。


まとめ:違和感を抱かせないことが大事

デザインやマーケティングでは、見る人が違和感を持たないよう矛盾点をなくしていくのが重要です。
ぜひ今回紹介した内容を制作に役立ててください。

また、当サイトではPhotoshopやAfter EffectsなどAdobeソフト関連の記事を多く投稿しております。
この他にも、デザインや映像制作に関する知識や情報が知りたい方はぜひチェックしてみてください。