よく分かるロゴの作り方|ロゴデザインのコツや作成までの考え方を紹介!

皆さんはロゴのデザインをする時に、何を考えていますか。
ロゴを制作する時は、論理的に考えて進めることで「誰に向けたものか、どんな意図があるのか」を明確にできます。
ここでは、ロゴデザインを作成する時のポイントやコツを紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように解説しておりますので、デザイナーを目指している方はぜひ見てみてください。

ロゴデザイン

ケンタ

ロゴなんて5分もあれば余裕で作れるっすよ!
う~ん、ロゴを作るのはそういう単純なことじゃないんだけど…。
まあ、一から説明していくわね。

ネコミ

ロゴを作る前に考えること

ロゴを作る前に考えること

ケンタ

ロゴを作るときに何か考えることがあるんすか?
そうね。ここで紹介することはロゴを作成するときのアイデアにも繋がるからぜひチェックしてほしいわね!

ネコミ

ターゲットは誰?

まずは、誰に向けたロゴを作成するのか考えましょう。
ロゴデザインに限ったことではありませんが、デザインを考える際には「誰に届けるか」を明確にすることが重要です。

具体的には、性別や年齢、職業や趣味などを分析して、企業やサービスのユーザーがどんな人なのかを明確にしていきましょう。
ターゲットによって、どんなロゴを作るべきかは変わってきますので、できるだけ多くの情報が必要です。
企業に依頼されてロゴを作成する際は、ヒアリングの際にユーザーのことを聞いてみるとよいでしょう。

企業理念・ブランドイメージから伝えたいことを考えよう

先述したように、ロゴデザインではターゲットを考えて「誰に届けるか」を明確にすることが重要です。
そして、ロゴデザインではもう一つ考えなければならない事があります。
それは、企業理念やブランドイメージから「何を伝えるか」です。
例えば、値段を高価に設定しているアパレルブランドなら高級感をイメージできるロゴに、新しい発想や挑戦を大事にしている会社なら先進的なイメージのロゴを作成します。
そうすることで、初めてロゴを見る人にも企業やブランドのイメージを伝えることができるでしょう。

ロゴは、限られた大きさでデザインしなければならないため、難しいかもしれませんが企業理念やブランドイメージを体現することは非常に重要です。
企業に依頼されてロゴを作成する際は、十分なヒアリングをすることをおすすめします。

商品やサービスの特徴を理解しよう

商品やサービスの特徴を理解しなければならない理由は、先述の企業理念やブランドイメージと同じです。
商品やサービスのロゴを作成する際も特徴やイメージをユーザーに伝えられるようなデザインを心がけるとよいでしょう。

ケンタ

ロゴを作るときって色々考える必要があるんすね!
一見簡単そうに見えるけど、素晴らしいロゴを作成するのはとても大変なの。
実際にパソコンで作業するよりロゴのイメージを考える時間の方が長いこともあるわ。

ネコミ


ロゴの作成手順の例

ロゴの作成手順

次にロゴの作成手順の例を紹介するわ。
人によって色々な手順があると思うけど、だいたいこんな感じのことしているわね。

ネコミ

アイデアを見つける

まずは、前のステップ「ロゴを作る前に考えること」で収集した情報や考えたことを基に、ロゴをどのようにデザインするか考えます。
「誰に届けるか、何を伝えるのか」を明確にして、それをどのように表現するか考えましょう。

どのように表現するか悩んだ時には以下のように発想してみるとおすすめです。

ブレスト

1つ目は、ブレストです。
企業理念やターゲットから連想される言葉をできるだけ多く書き出していきます。
例えば、「挑戦」という言葉から、「ポジティブ」、「未来」、「熱血」などを連想していきます。
なるべく、多角的な視点から連想することでアイデアの幅も広がります。

イラストに置き換え

2つ目は、ブレストで連想した言葉をイラスト置き換える方法です。
言葉ではアイデアが出てこなくても、イラストにすることで着想を得ることができるかもしれません。
イラストにしづらい言葉は、「歩く→足跡」、「自然→葉っぱ」のように少しずらすことで新しいアイデアに繋がるでしょう。

手描きでラフをスケッチ

次に手描きでラフをスケッチしていきます。
先ほど見つけたアイデアをザックリとイラストにしていきます。
ラフスケッチなので、丁寧に描きこまなずどんどん描いていって大丈夫です。
できるだけ多くのデザイン案を紙に書き出すことで、頭の中でイメージするよりもデザインを明確にすることができます。

アイコンやフォントを決める

手描きラフをしたら、次はアイコンやフォントを決めていきます。
アイコンはロゴの中でもメインとなるものです。
前のステップで、イラストに置き換えたものや手描きラフなどから、何をモアイコンにしていくか考えましょう。
また、フォントもロゴを作成するうえで重要な要素の一つです。
どんなフォントを使うかによってロゴのイメージも変わってくるので、どんなフォントがターゲットに好感を与え、企業やブランドのイメージを表現できるのか吟味しましょう。

色を決める

ロゴの色を決めます。
想定しているデザインによっては、多くの色を使うこともありますがロゴデザインを作成する際は、使用する色は1色から2色のことが多いです。
色の持つイメージや、作成する予定のデザインから適した色を選択しましょう。

パソコンでデザイン(清書)する

最後にここまで考えたロゴのデザインを、パソコンで形にしていきます。
著者の場合は、基本的にIllustratorで作成していきます。
必ずこのソフトで作らないといけないという決まりはありませんが、ベクター形式のデータで作成できるソフトを使用することをおすすめします。

ロゴの作成手順はこんな感じかな。

ネコミ

ケンタ

長かったー!ロゴを作るのにいろんな工程があるんすね!

ロゴを作るときに役立つフォントのイメージ

フォントのイメージ

ケンタ

ネコミ先輩!
企業理念やブランドイメージを表現したいんすけど上手くいきません!
そういうときはフォントの持つイメージを参考にしてみるといいかもね。
ここでは、フォントの持つイメージを紹介していくわ。
ロゴを作成する時の参考にしてちょうだい

ネコミ

先進的なイメージのフォント

先進的なイメージを表現した時は、フォントに斜体をかけるとおすすめです。
例えば、ゴシック体や明朝体に斜体をかけてみるとどことなく挑戦的なイメージを表現できます。
この他にも、線が細く幾何学的なフォントは先進的なイメージを持ちます。

信頼感をもつフォント

信頼感を与えたい場合は、太線のフォントがおすすめです。
ゴシック体や太めのサンセリフ体はどっしりとしていて、信頼感や安定感を与えます。

高級感のあるフォント

高級感のあるフォントとしてセリフ体が挙げられます。
線が細く文字を並べた時の印象もシャープなため、格調のある高級なイメージを与えられます。
また、漢字の場合は明朝体がおすすめです。
「はね」や「はらい」があるため、繊細さや上品っぽさを表現できます。

親しみやすさを感じるフォント

英語のロゴを作成する際は、筆記体のフォントを使うと親しみやすさを与えられるでしょう。
手書き風なフォントは親しみやすさの他にもオシャレな印象を与えることができます。
日本語の場合は、ゴシック体を使うと良いでしょう。
装飾が少なく視認性が高いので、多くの場所で使用されています。

ネコミ

フォントはロゴのイメージを決める一因なので、注意して選ぶことが重要ね

ロゴ制作のチェックポイント

チェックポイント

ケンタ

これでロゴの作成は終了っすね!
お疲れっした!
まだ終わってないわよ。
ここでは、ロゴを作成するときの注意点やチェックポイントについて紹介するわ。

ネコミ

ロゴのバランスは悪くないか

アイコンとフォントを並べた時に、バランスが悪くないか確認しましょう。
基本的に以下のような点をチェックしてください。

フォントサイズ

ロゴに含まれるフォントの大きさが適切であるかをチェックしましょう。
線の細いフォントを使っていると、印刷したときに途切れたりする可能性もあるので注意が必要です。
逆にフォントが大きすぎるとバランスが悪くなるので、適切な大きさに調整しましょう。

アイコンの大きさ

アイコンのサイズにも注意が必要です。
フォントとのバランスを考えながら調整してください。

配置のバランス

最後に、文字列の間隔やアイコンとフォントの距離をチェックしましょう。
間隔が狭すぎると、視認性が落ちることもあるので注意してください。

モノクロ化しても見栄えが良いか

ロゴは、カラーだけでなくモノクロで印刷されることもあります。
そのため、モノクロでも違和感なく認識できるシンプルなデザインにする必要があります。

流行にとらわれ過ぎてないか

ロゴデザインと他のデザインの違いの一つに、10年、20年後も使われることを想定するということが挙げられます。
現在の流行によせてデザインすると10年後に古臭いと感じられる可能性もあります。
流行にとらわれすぎない、あくまで企業理念やブランドイメージを体現しているオリジナルのロゴデザインを心がけることをおすすめします。


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まとめ:ロゴデザインはアイデアを出す時間が大事

ケンタ

ロゴを作るのって大変なんすね。
すぐにできるものだと思ってたっす。
そうね。企業のイメージに関わるようなものだし、10年後も使われる可能性があるからね。
しっかりとアイデアを練る必要があるわ。

ネコミ

今回のまとめ

  • ロゴを作るときはターゲットや企業理念、ブランドイメージについて知ることが重要
  • アイデアを出すときは手描きラフを作成するのも効果的
  • 使用するフォントによってロゴのイメージも変化する

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