Photoshopでは、ピンボケした画像を修正してクッキリさせることが可能です。
今回の記事では、ピンボケした写真を修正する方法を3つ紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
①シャープ＞ぶれの軽減を使う
まずは、ぶれの軽減フィルターを使う方法を紹介します。
手ぶれでボケた写真を修正するときなどに使えます。
画面上部のメニューからフィルター＞シャープ＞ぶれの軽減を選択します。
ぶれの軽減のパネルが開きます。
下記の項目を調整しながらボケを修正しましょう。
- ぼかしトレーシングの境界・・・数値を大きくするほどくっきりできる
- ソースノイズ・・・補正の強さ調整できる
- 滑らかさ・・・ノイズが目立つ時に調整できる
- 斑点の制御・・・輪郭がくっきりしすぎる時に調整できる
これで、ピンボケを修正できます。
②シャープ＞アンシャープマスクを使う
次に、簡単に調整が可能なアンシャープマスクの使い方を紹介します。
画面上部のメニューからフィルター＞シャープ＞アンシャープマスクを選択します。
アンシャープマスクパネルの項目が開くので、下記の項目を調整しながらボケを修正しましょう。
- 量・・・数値を大きくすればメリハリが強くなるが、ザラツキ感も強くなる
- 半径・・・人やモノの輪郭を調整できる
- しきい値・・・色調の差が大きい部分だけコントラストが強調する
③その他＞ハイパスを使う
最後に、ハイパスフィルターを使う方法を紹介します。
ハイパスフィルターは、自然な感じに補正ができるフィルターで、写真にメリハリを付けられるおすすめの方法です。
まずは、修正したいレイヤーを複製します。
次に、複製したレイヤーを選択した状態で、画面上部のメニューからフィルター＞その他＞ハイパスを選択します。
ハイパスのパネルが開きます。
半径の数値を調整しましょう。
目安としては写真の高さのピクセル数が1,000pixelの場合、1pixelにするとよいでしょう。(画面上部のイメージカンバスサイズからピクセル数を確認できます。)
今回は高さ2500pxの写真なので、半径を2.5pxにします。
補正が足りないと思った場合は、後でやり直しましょう。
そして、レイヤーの描画モードをハードライトに変更しましょう。
これで、修正は完了です。
修正前と比べて、輪郭が自然にくっきりとします。
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まとめ：写真によって使い分けよう
写真のボケ具合によって、適した修正方法も変わるので綺麗に修正できる方法を選びましょう。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
