Photoshopのチャンネルとは?切り抜きの方法も紹介します!

Photoshopで切り抜きをする際に、チャンネルを使ったことはありますか?
チャンネルは、炎や煙など輪郭が曖昧なものを切り抜きする際に便利です。
この記事では、Photoshopのチャンネルの概要やチャンネルを使った切り抜きの方法について紹介します。

Photoshopのチャンネルとは?

チャンネルとは

まずは、Photoshopのチャンネルの概要について紹介します。
チャンネルとは、色や選択範囲などの情報が保存されたグレースケール画像のことです。
複雑な切り抜きをしたり、画像加工する時に保護領域を作成できるなど、便利な機能です。
チャンネルには以下の3種類があります。

  • カラー情報チャンネル
  • アルファチャンネル
  • スポットカラーチャンネル

カラー情報チャンネル

カラー情報チャンネル

カラー情報チャンネルは、画像の色情報を分解したチャンネルです。
画像のカラーモードによって表示形式が変更します。
例えば、RGB画像の場合「レッド」、「グリーン」、「ブルー」で表示されます。
CMYKの場合「シアン」、「マゼンタ」、「イエロー」、「ブラック」と表示されます。
切り抜きをする際は、このカラー情報チャンネルを使って選択範囲を作成します。

アルファチャンネル

アルファチャンネル

アルファチャンネルは、選択範囲やレイヤーマスクに関する情報が保存されるチャンネルです。
例えば、レイヤーマスクを作成した場合、画像のように表示されます。

スポットカラーチャンネル

スポットカラーチャンネルはスポットカラーを含む印刷用データを作る際に使用されるチャンネルです。

スポットカラーとは・・・スポットカラーとは、印刷をするときに特別な調合をしたインクで表される色のことです。
通常の色は、「シアン」、「マゼンタ」、「イエロー」、「ブラック」の4色の割合を変えて表されますが、金や銀などは通常のインクを使って表現するのが難しいためスポットカラーが使用されます。


切り抜きでチャンネルを使うメリット

ここまで、チャンネルの概要について紹介してきましたが、ここでは切り抜きでチャンネルを使うメリットについて紹介します。

輪郭が曖昧な画像を切り抜きできる

チャンネルを使うメリットの一つに、炎や煙など輪郭が曖昧な画像を早く切り抜きできることが挙げられます。
特に、背景と被写体のコントラストがはっきりしている画像は切り抜きが非常に簡単になります。

他の切り抜きツールとは違う方法で切り抜きができる

例えば、クイック選択ツールや「選択とマスク」を使用する場合、人物の境界線をなぞって選択範囲を作成して切り抜きを実行します。
これらの切り抜きツールを使う場合、髪の毛など複雑な部分や輪郭が曖昧な部分を上手く切り抜きできない場合があります。

チャンネルでは、画像の色情報をもとに選択範囲を作成できるため、他の切り抜きツールでは上手く切り抜きができなくでも、綺麗に切り抜きできる場合があります。


チャンネルを使った切り抜きの手順

炎の画像

最後にチャンネルを使った切り抜きの手順を紹介します。
今回は、こちらの炎の画像を切り抜きします。

コントラストがはっきりしているチャンネルを選ぶ

まずは、チャンネルパネルを開き「レッド」、「グリーン」、「ブルー」の中から一番全体的にコントラストがはっきりしているチャンネルを選びます。

コントラストがはっきりしているチャンネル

確認してみると、今回は「レッド」のチャンネルが一番コントラストがはっきりしていました。

チャンネルを複製

チャンネルを複製

前のステップで選んだコントラストのはっきりしているチャンネルを複製します。
チャンネルを右クリックして、「チャンネルを複製」を選択するとコピーが作成されます。
こちらのコピーを使って選択範囲を作成していきます。

コントラストをよりはっきりさせる

トーンカーブを選択

先ほど作成したコピーを選択した状態で、画面上部のメニューからイメージ>色調補正>トーンカーブを選択します。


コントラストをはっきりさせる

トーンカーブを操作して、画像のコントラストがはっきりするように編集します。
画像のようにS字のカーブを作成するとグレーの部分が減り、白と黒のコントラストがはっきりします。
調整が終わったらOKボタンを押してパネルを閉じましょう。
もし、どうしてもコントラスがはっきりしない場合は、ブラシツールを使って無理やり選択範囲を白く塗るという方法もあります。

選択範囲を作成して切り抜き

選択範囲を作成

最後に選択範囲を作成します。
チャンネルパネルの下の「チャンネルを選択範囲として読み込む」をクリックして選択範囲を作成します。


レイヤーパネルに切り替え

上の画像のようにレイヤーパネルに切り替えます。
レイヤーの部分が赤くなっていますが、レイヤーをクリックするかレイヤーの鍵のマークをクリックすると元に戻ります。


切り抜き完了

新規レイヤーを追加してコピー&ペーストすると、切り抜きが完了されます。


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まとめ:チャンネルを使いこなそう

チャンネルを利用すれば、切り抜きのしづらい画像を切り抜きが可能になります。
ぜひチャンネルの使い方を覚えて制作に役立ててください。
また、当サイトではこの他にもPhotoshopやIllustratorなどAdobeソフト関連の使い方について多くの記事を投稿しております。
初心者の方でもわかりやすい内容で、簡単に説明しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。