After Effectsのエクスプレッションの中でもよく使うのがwiggleです。
今回はAfter Effectsのエクスプレッションの一つであるwiggleの使い方について紹介します。
wiggleとは?
After Effectsのエクスプレッションの一つであるwiggleは、オブジェクトをゆらゆらと揺らすことが可能です。
動画のように、オブジェクトや文字を揺らしたり不透明度を変化させることができます。
wiggleの記述方法
ここでは、wiggleを実際に使うための記述方法やwiggleに記述して使える5つの機能を紹介します。
wiggleの記述例
wiggleに記述できる機能は5つあり、下記のように記載します。
wiggle(freq, amp, octaves=○○, amp_mult=○○, t=time)
octaves=○○、amp_mult=○○、t=timeの順番はバラバラでも大丈夫です。
○○の部分には数字を入れます。
また、freqとampは実際には入力せず数字を代入します。
下記が実際にエクスプレッションとして記載するときの例です。
wiggle(5, 10, octaves=1, amp_mult=.5, t=time)
wiggleで使える5つの機能
ここでは、wiggleで使える5つの機能を紹介します。
freq
変化する速さを変更できます。
数字を大きくするほどオブジェクトが素早く変化します。
amp
変化の大きさを調整できます。
数字を大きくするほどオブジェクトの変化が大きくなります。
octaves
動きの細かさを調整できます。
数字を大きくするほどオブジェクトの動きが細かくなります。
amp_mult
octavesの変化量を調整できます。
数字を大きくするほど、大きく、細かく動きます。
t=time
タイムラインの何秒目から動き始めるか設定できます。
デフォルトのt=timeでは、0秒目から動き始めます。
例えば、t=2と入力すれば2秒目から動き始めます。
wiggleを使う手順
ここでは、wiggleを実際に使う手順について紹介します。
今回は上記の動画を作成いたします。
オブジェクトを作成
まずは、wiggleを適用させるオブジェクトを作成します。
画面上部のメニューから楕円形ツールを選択して、円を作成してください。
(今回は円を作成しますが、作成するオブジェクトは何でもいいです)
エクスプレッションを追加
次にエクスプレッションを追加します。
先ほど作成したオブジェクトのトランスフォーム>位置を選択状態にします。
次に画面上部のメニューからアニメーション>エクスプレッションを追加を選択します。
位置の中に「transform.position」と追加されます。
こちらをwiggleのエクスプレッションに変更します。
これで完成です。
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下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
After Effects(アフターエフェクト)おすすめのテンプレートを種類に分けて紹介!
まとめ:wiggleを使いこなそう
wiggleはエクスプレッションの中でも特によく使うものです。
ぜひ使い方を覚えて制作に役立ててください。
また、この他にもAfter Effectsの使い方について紹介してますので、興味のある方はぜひご覧ください。