After Effectsのパスのトリミングを使用すれば、簡単にパスのモーショングラフィックスが作成できます。
今回の記事では、After Effectsのパスのトリミングについて紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
パスのトリミングの使い方
まずは、パスのトリミングの使い方を紹介します。
コンポジション内に好きなシェイプを作成します。
そして、シェイプレイヤーの「追加▷」をクリックして、パスのトリミングを選択します。
これで、パスのトリミングが追加されます。
試しにアニメーションを追加してみましょう。
パスのトリミングの終了点の時計マークをクリックして、キーフレームを追加します。
そして、数値を0%にします。
タイムラインインジケーターを動画の終盤に移動させて、キーフレームを追加します。
そして、数値を100%に変更します。
これで、アニメーションが追加されます。
イージーイーズで速度を調整すれば、よりプロっぽいアニメーションが作成できます。
イージーイーズの使い方は下記の記事をご覧ください。
文字にパスのトリミングを使うには?
ここでは、文字にパスのトリミングを使う方法について紹介します。
まずは、テキストを入力します。
そして、テキストレイヤーを右クリックして、作成>テキストからシェイプを作成をクリックします。
テキストの形をしたシェイプレイヤーが作成されるので、「追加▷」をクリックして、パスのトリミングを選択します。
前のステップと同様に、終了点にキーフレームを追加しましょう。
そして、一文字ずつの項目の中に「線」と「塗り」という項目があるので、「線」を表示にして「塗り」を非表示にしましょう。
全ての文字に設定してください。
線の項目を開けば、色や太さを変更できるので自由に設定してください。
全ての文字に同様の設定をしたら完成です。
ちなみにパスのトリミングの「複数のシェイプをトリム」を、「同時に」から「個別に」へ変更すると、下記の動画のように一文字ずつ文字が登場します。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
After Effects(アフターエフェクト)おすすめのテンプレートを種類に分けて紹介!
まとめ:モーショングラフィックスで重宝する
パスのトリミングは簡単に導入でき、非常に使い勝手が良いのでモーショングラフィックスで重宝します。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。