これからPremiere Proを始める人や、Premiere Proのテクニックを知りたい人には本を読むのがおすすめです。
 今回の記事では、Premiere Proの本を目的やレベルに分けて紹介します。
 初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
初心者が持っておくと便利な本
まずは、Premiere Proの初心者が見ておくべき本を2冊紹介します。
知識ゼロからはじめる Premiere Proの教科書
 
超初心者用の参考書です。
 Premiere Proの基礎から、カット編集、トランジションの追加、簡単なエフェクトの追加など動画編集の基礎を解説しています。
 1日あれば読破できる内容で、簡単な動画ならすぐに作れるようになるでしょう。
 また、本著はWindowsPC用の説明ですが、MacPCとの致命的な違いはないのでWindows・MacどちらのPCを使っていても問題です。
この本の特徴
- 起動の仕方など超基礎的なところから説明してくれる
 - 写真を多く使って説明してあるためわかりやすい
 - 動画素材をダウンロードして実際に手を動かしながら勉強できる
 
どんな人におすすめ?
- 超が付く初心者
 - 作例を見ながら勉強したい人
 - 今すぐ簡単な動画を作れるようになりたい人
 
Premiere Pro 初級テクニックブック
 
初心者でも使えるPremiere Proのテクニックを107個も紹介した1冊です。
 基本的な編集、素材の変形や加工、音声編集から出力など様々な分野のテクニックを網羅しています。
 逆引き辞書としても使えるので、独学で勉強している人にとって非常に頼れる本となるでしょう。
この本の特徴
- 映像編集のテクニックを107個紹介
 - Premiere Proに装備されている248のエフェクト・トランジションを解説
 - 逆引き辞書としても使える
 
どんな人におすすめ?
- Premiere Proで使えるテクニックをサクッと調べたい人
 - 困ったときに調べられる辞書のような1冊が欲しい人
 - 独学でPremiere Proを勉強している人
 
中級者向け!プロになるためのスキルが身につく本
ここでは、Premiere Proの使い方に慣れた中級者におすすめの本を2冊紹介します。
Premiere Pro 演出テクニック100 すぐに役立つ! 動画表現の幅が広がるアイデア集
 
Premiere Proをある程度使いこなせるようになったらチェックしてほしい1冊です。
 動画のクオリティを上げるコツや時短テクニックなど、知っておくと便利な情報が満載です。
 また、Premiere Proのテクニックだけでなく、動画にメリハリを付ける方法や音を聞かせるコツなどいわゆる映像演出といったテクニックについても詳しく解説されています。
この本の特徴
- 動画のクオリティを上げるテクニックが満載!
 - テクニックの使い方を写真と作例を基に丁寧に解説
 - オープニング、人・モノの登場シーン、エンディングなどシーンに分けてテクニックを解説
 
どんな人におすすめ?
- 実践的なスキルを身につけたい人
 - ある程度Premiere Proの使い方を覚えた人
 - 自分の動画のクオリティを上げたい人
 
Premiere Pro プロが教える知っておくべき効率&品質アップテクニック!
 
中級者に向けて、効率のよい作成方法や品質を高めるコツなどを紹介しております。
 現役プロの厳選したテクニックが紹介されており、内容は多少難しくなりますが上級者を目指すなら是非チェックしてほしい1冊です。
 現場で使えることを重視しているので、動画編集を仕事にしたいと思っている人にはおすすめです。
この本の特徴
- 効率の良い作成方法やクオリティを上げるコツが満載!
 - プロとして働くうえで必要になる技術が載っている
 - ある程度Premiere Proの使い方を覚えた中級者向けの1冊
 
どんな人におすすめ?
- 動画編集を仕事にしたい人
 - 今以上にスキルを身に付けて上級者を目指したい人
 - プロとして現場で働ける実力を付けたい人
 
目的別おすすめの本
最後に、目的に合わせておすすめの本を紹介します。
カット編集を極めたい人向け:プロに学ぶPremiere Proカット編集テクニック
 
カット編集の技術を極めたい人におすすめの1冊です。
 プロでも通用するようなレベルの内容まで紹介されています。
 紹介してあるテクニックは、映画やテレビの演出シーンや特撮の戦闘シーン、ミュージックビデオなど様々な映像作品で応用できます。
 ある程度Premiere Proを使えるようになってから読むとよいでしょう。
この本の特徴
- カット編集に特化した内容
 - 様々な映像作品で応用できるテクニックが満載
 - 作例をチェックするだけでも勉強になる
 
どんな人におすすめ?
- カット編集を極めたい人
 - 手を動かしながら勉強したい人
 - 映画やドラマ、PVなど実写の映像作品を作りたい人
 
After Effectsも一緒に勉強したい人向け:Premiere Pro & After Effects いますぐ作れる! ムービー制作の教科書
 
Premiere ProとAfter Effectsの使い方を紹介した本です。
 Premiere ProとAfter Effects、両方を勉強する予定の人はこの本で基礎をマスターしてその後に中級者向けのテクニックが書いてある本を購入するとよいでしょう。
この本の特徴
- 2つのソフトの使い方を学べる
 - Premiere Proは動画編集、After Effectsはエフェクト&モーショングラフィックスの基本について解説
 - 作例が微妙との声もあり
 
どんな人におすすめ?
- After EffectsとPremiere Proを併せて使いたい人
 - コスパ良く勉強したい人
 
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:スクールで勉強するという手もある
Premiere Proの使い方は、本で身につけることが可能です。
 しかし、一人で勉強するのが苦手な人や知識を身につけても転職できるのか不安な人もいるでしょう。
 そんな人は、メンターが学習や転職のサポートをしてくれる動画編集スクールがおすすめです。
 どんな学習方法が適しているかは人によって違うので、自分にあった学習方法をじっくり考えてみるとよいでしょう。
 下記で動画編集スクールについて紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。

