Premiere Proでは、動画や画像だけでなくBGMなどの音声素材を挿入することもできます。
今回の記事では、Premiere Proで動画にBGMを追加する方法について紹介します。
音声をフェードアウトさせたり音量を調整する方法も、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
Premiere ProにBGMを追加する方法
Premiere ProにBGMを追加する手順は下記の通りです。
- ①プロジェクトパネルにBGMを読み込み
- ②タイムラインパネルに配置
それでは、具体的な作業を紹介します。
①プロジェクトパネルにBGMを読み込み
まずは、動画素材を読み込むときと同じように、プロジェクトパネルへBGMのデータを読み込みます。
※パソコンにBGMをダウンロードしてから始めてください。
Premiere Proのプロジェクトパネルを開いてください。
そして、BGMデータをパソコンのファイルからプロジェクトパネルへドラッグ＆ドロップしましょう。
これで、BGMが読み込まれます。
緑色の波形のような形をしたファイルがBGMデータです。
次のステップで、動画にBGMを挿入しましょう。
②タイムラインパネルに挿入
次にタイムラインパネルにBGMを挿入していきます。
プロジェクトパネルから、タイムラインパネルのオーディオトラックへ、BGMファイルをドラッグ＆ドロップします。
※後で調整できるので、ドラッグ＆ドロップする位置は大雑把で問題ありません。
これで、BGMを追加することができます。
動画を再生してみましょう。
ちゃんと音声が流れれば成功です。
Premiere ProでBGMを編集する方法
ここでは、Premiere ProでBGMを編集する方法をいくつか紹介します。
- BGMをカットする方法
- 音量調整をする方法
- BGMをフェードアウトさせる方法
BGMをカットする方法
BGMをカットしたい場合は、レーザーツールを使いましょう。
BGMのクリップをレーザーツールでクリックすると、カットして別々のクリップにしてくれます。
BGMの余分な部分をカットできるので非常に便利です。
さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
音量調整をする方法
音量調整をしたい場合、「オーディオトラックミキサーを使う方法」と「エフェクトコントロールのレベルを使う方法」があります。
オーディオトラックミキサーを使う方法は、すべてのクリップの音量をまとめて調整することができます。
もちろん個別に分けて調整することも可能です。
エフェクトコントロールのレベルを使う方法は、音声をフェードアウトさせたりフェードインさせるような編集ができます。
さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
BGMをフェードアウトさせる方法
BGMをフェードアウトさせる場合、「ボリュームのレベルにキーフレームを打ち込む方法」と「エフェクトのディゾルブを使う方法」があります。
ボリュームのレベルにキーフレームを打ち込む場合は、フェードアウトするタイミングや何秒かけるのかを自由に調整できます。
エフェクトのディゾルブを使う場合は、シンプルに編集が簡単です。
さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
挿入したBGMがおかしい時の対処法
- ノイズ除去する方法
- 音が出ないときの対処法
- 音ズレが出るときの対処法
ノイズ除去する方法
ノイズ除去したいときは、ノイズの種類によって使い分けることをおすすめします。
具体的には、下記の3つの対処法があります。
- 音割れを減らしたいときはオーディオゲイン
- 「サー」といったノイズを消したいときはクロマノイズ除去
- いろいろな調整をしたいときはエッセンシャルサウンド
さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
音が出ないときの対処法
音が出ない場合は、下記のような原因が考えられます。
- パソコン本体がミュートになっている
- BGMのクリップがミュートになっている
- ボリュームのレベルが低くなっている
原因を探って適切な対処をしましょう。
さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
音ズレが出るときの対処法
挿入した音声がずれている場合は、オーディオ同期を試したりタイムラインでクリップの位置を調整してみましょう。
さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で３百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ：簡単に追加できる
音声素材は簡単に追加することができます。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
