映像業界には、業界でしかわからない用語があります。
今回は、そんな映像業界の用語を100個紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
映像業界用語:あ行
あおり
下から見上げるようなカメラアングルのことです。
アフレコ
アフターレコーディングの略で、撮影した後にセリフや効果音を録音することです。
板つき
カットの頭やシーンの最初から被写体が画面の中にいることです。
ウチトラ
エキストラの数が足りなかい際に、スタッフがエキストラとして出演することです。
AD
アシスタントディレクターのことです。
主にディレクターのサポートをするのが仕事です。
AP
アシスタントプロデューサーの略です。
主にプロデューサーのサポートをするのが仕事です。
SE
サウンドエフェクトの略で、効果音のことです。
F1層
20歳から34歳までの女性のことです。
35歳から49歳をF2層、50歳以上をF3層といいます。
M1層
20歳から34歳までの男性のことです。
35歳から49歳をM2層、50歳以上をM3層といいます。
押し
予定していた時間を超えていることです。
反対に予定より早いことを“巻きといいます。
映像業界用語:か行
カット
撮影したワンシーンのことです。
カメラを回して撮れた映像のことを1カットといいます。
カノープス
映像関係で使われるPCソフトのメーカーです。
上手
撮影をする側から見た右のことです。
がや
大勢のエキストラのことです。
カンペ
カンニングペーパーの略で、話の内容や台詞を紙に書いて画面の外側から指示するときに使われます。
完パケ
完全パッケージソフトの略で、全てを編集し終わって放送できる状態のテープのことです。
キャプション
VTRの撮影内容をメモしたものです。
キュー(Q)
アナウンサーに出す「読み出し」の合図のことです。
キューを出すことを「Q振り」などといいます。
ケツカッチン
番組の終了時間や締め切りなどが決まっていることです。
ゴースト
テレビ放送を受信したときに生じる画面の乱れのことです。
映像業界用語:さ行
再撮
天気予報のように、スタジオ内でVTRや中継映像などを写して、キャスターがその画面を見ながら解説するような演出方法のことです。
サムネール
画像データの内容が一目で分かるように表示した画像や言葉のことです。
シズル
食欲や購買意欲を刺激するように、飲食物を美味しそうに撮影することです。
実景
出演者のいない撮影カットのことです。
尺
時間を計る単位のことです。
ジャンプカット
人や物などの被写体が画面に突然現れたり、移動したりするように見える編集のことです。
捨てカット
本編の前後に付け加える余分な映像のことです。
スポット
コマーシャルのことです。
せっしゅ
撮影する対象の位置を上にあげることです。
全中
全国放送のことです。
映像業界用語:た行
タイムコード
テープに記録されている時間に関する情報のことです。
ダマテン
無許可で撮影することです。
つなぐ
映像編集をすることです。
ディゾルブ
映像が徐々に消えていき、別の映像が徐々に現れて来るエフェクトのことです。
てっぺん
夜12時のことです。
テレコ
入れ替えるという意味で、「カットの前後をテレコにする」といった感じで使われます。
テロップ
映像についている文字のことです。
同録
放送を同時に録画することを指します。
取り
番組の最後を飾る人やモノのことをいいます。
とれ高
撮影した映像素材の中で使えそうな部分のことを指します。
映像業界用語:な行
中空き
スケジュールや撮影の都合で空いた時間のことです。
中抜き
同じような場面の撮影を連続して行うことをいいます。
長回し
1カットを長時間で撮影することを指します。
生中継
リアルタイムで番組を放送することをいいます。
ニーショット
撮影する際の構図のことで、頭から膝までが入るように撮ります。
抜け
カメラが向いている先の背景を指します。
濡れ場
ベッドシーンのことです。
眠い
ピントがぼやけていたり、インパクトの薄い映像のことです。
ノイズリダクション
映像や音声のノイズを削除することです。
ノルマル
写真や画像などの静止画のことです。
映像業界用語:は行
バーター
大物タレントと新人の若手タレントをセットで出演させることです。
場見る
出演者の立ち位置やセットを置く位置にガムテープなどで貼る印のことです。
バラす
機材を撤収したり、人が解散することです。
バレる
見えてはいけないものが映ってしまうことです。
ピーカン
太陽が照る快晴のことです。
ピン送り
手前から遠くの被写体に、または遠くから手前の被写体にピントを移して視線を誘導させる撮影方法のことです。
フィックス
カメラを固定した状態で撮影することです。
フレーム
映像の単位のことで、1秒30フレームで構成されています。
ヘッドライン
映像の見出しのことです。
ポン引き
カメラをアップの状態から素早くズームアウトをすることを指します。
映像業界用語:ま行
前説
番組の本番前に、場を盛り上げるために番組説明などを行うことです。
マスターテープ
編集が完了し、完成した状態のテープのことです。
マスタリング
マスターテープを作る作業のことを指します。
街の声
街中で、一般の人たちに行う街頭インタビューのことを指します。
ミディアムアングル
撮影する際の構図のことで、被写体の目線の高さに合わせた基本的なアングルのことです。
ミラーショット
多面鏡を使用したショットのことで、被写体を幻想的に撮影できます。
ムービングライト
光の色や向きを変えられるライトのことです。
目線を読む
誰かを見ているようにみせる演技のことです。
モブ・シーン
エキストラの群衆の場面です。
モンタージュ
カットをつなぎ合わせて組み立てる編集手法のことです。
映像業界用語:や行
八百屋
モノを置く台に角度を付けることです。
そうすることで、上にのせる被写体が映りやすくなります。
焼き付き
被写体を取り除いても、画像がしばらくカメラ撮像管に残っている現象のことです。
やらせ
演出で事実とは異なる場面を作り出すことです。
やりくり
合成をする時に使うCGやエフェクト素材などを収めたテープ。
ユニ取材
記者会見などで、1社が代表して取材することです。
もしくは、自社が独自取材するときにも使われます。
横
時計の針が3もしくは9を指している状態のことです。
よせだま
関連性がなさそうな複数の話を同時進行させて、最終的にそれらの話が1つにまとまるストーリーや話の手法です。
よだれかけ
被写体に照明をあてた際に、胸からあご下あたりにできる影のことです。
読み合わせ
出演者同士が本番前に行うセリフのタイミングなどの最終確認です。
よりサイズ
被写体にカメラを寄せて撮影する時の画のサイズのことです。
映像業界用語:ら行
ライティング
照明を被写体にあてる技法のことです。
ラッシュ
未編集の状態の映像素材のことです。
リテイク
ミスなど何らかの理由で再び撮りなおすことです。
リバーブ
音声加工機材の一つで、エコーをかけるときなどに使われます。
ルーズショット
撮影する際の構図のことで、被写体を引いた画角で撮影します。
レフ板
被写体を明るく見せるために使う反射板のことです。
レンダリング
パソコンで編集した映像を画像処理して書き出すことです。
ロール
テープの巻数を数える単位のことです。
R-1、R-2のように表記させることが多いです。
ロケハン
ロケーションハンティングの略で、口ケの下見をすることを指します。
ロングショット
撮影する際の構図のことで、背景がほぼメインの引きの構図です。
映像業界用語:わ行
ワークテープ
編集作業中に、一時的にダビングするためのテープのことです。
ワイコン
レンズの一種で、標準レンズよりの前につけて画角を広げるのに使われます。
ワイドレンズ
レンズの一種で、画角が広く広角レンズともいいます。
ワイプ
画面切り替え(トランジション)の一種で、一つの画面から縦・横・斜めの方向へ画面が切り替わります。
下記の記事で、ワイプの動きを確認できます。
ワイプアウト
画面の切り替え技法の一種です。
画面がワイプの動きで消えていきます。
ワーク編集
オフライン編集のことを指します。
わかめ
ビデオテープが絡まってぐちゃぐちゃの状態になることです。
わらう
作業の邪魔にならないよう、物をどかして別の場所に動かすことです。
割れる
音声の歪みが大きいいわゆる音割れ状態のことを指します。
ワンショット
被写体を画面の中心に置く撮影方法のことです。
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まとめ:大まかに把握しておけばOK
専門的な言葉が多いように感じますが、会話の流れなどから理解することも可能なので大まかに理解しておけばOKです。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
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