Premiere Proでは、複数の映像を配置して画面を分割させることが可能です。
今回の記事では、動画のように画面分割する方法を3つ紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
①クロップを使う方法
まずは、クロップを使った一番簡単な方法を紹介します。
タイムラインパネルに映像素材を配置します。
エフェクトパネルでクロップと検索して、映像素材のクリップにドラッグ&ドロップします。
エフェクトコントロールパネルで「位置」と「クロップ」の項目を調整します。
クロップの「左」と「右」の数値を大きくすれば、映像がトリミングされます。
「位置」を調整して映像素材を端に配置しましょう。
下の映像素材も、同じように調整したら完成です。
②リニアワイプを使う方法
次に、リニアワイプを使って斜めに画面分割する方法について紹介します。
タイムラインパネルに映像素材を3つ配置します。
そして、1番上と2番目のクリップに、エフェクトのリニアワイプを追加します。
エフェクトコントロールパネルでリニアワイプを編集します。
1番上のクリップは、変換終了を60%、ワイプ角度を115°に設定します。
2番目のクリップは、変換終了を35%、ワイプ角度を115°に設定します。
これで完成です。
ワイプ角度を調整することで、斜めに画面分割できます。
③複製を使う方法
最後に、複製を使って一つの映像を画面分割する方法を紹介します。
配置した映像素材に、エフェクトの複製を追加します。
これだけで画面が分割されます。
エフェクトコントロールパネルでカウントの数値を大きくすれば、更に細かく分割されます。
カウントにキーフレームを追加すれば、段々分割される映像を作成できます。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:それぞれの方法を使いこなそう
画面分割の方法を紹介しました。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。