印刷されてある写真やポスターをスキャンして、Photoshopで編集する時にモアレが発生することがあります。
今回の記事では、Photoshopで画像のモアレを除去する方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
モアレとは?
モアレとは、写真を印刷した時にできる斑点模様を指します。
印刷の仕方によっては、縞模様だったり網目状になることもあります。
モアレが発生している画像を、Webでそのまま使用すると画質が悪いように見えるので修正する必要があります。
次のステップで早速モアレ除去の方法を紹介します。
モアレ除去のステップ①ぼかし(ガウス)を使用
まずは、画面上部のメニューからフィルター>ぼかし>ぼかし(ガウス)を選択します。
ぼかし(ガウス)のパネルが開きます。
半径の数値をいじって、モアレが目立たないように調整しましょう。
完了したらOKボタンをクリックします。
モアレ除去のステップ②画像解像度を設定
次に画像解像度を設定します。
画面上部のメニューからイメージ>画像解像度を選択します。
画像解像度のパネルが開きます。
下記のように設定しましょう。
- 解像度の値を元画像の半分にする
- 再サンプルにチェックを入れる
- 自動の部分を選択してバイキュービック法ーシャープ(縮小)に変更する
これでモアレ除去は完了です。
モアレが発生しないように対策するには?
最後にモアレが発生しないようするための対処法について紹介します。
画像の拡大・縮小しすぎない
Photoshopで編集する際に、画像の拡大・縮小を繰り返すと画質が悪くなりモアレが発生する原因となります。
画像をなんども拡大・縮小する時は、画像をスマートオブジェクトに変換して画質が悪くならないようにしましょう。
スマートオブジェクトについては下記の記事で詳しく紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
背景をなるべく単調にする
背景が、細かい網目模様だったり複数のトーンを重ねて貼っていると、モアレが発生しやすくなります。
また、背景に限らず複雑な画像はモアレが発生しやすくなるので注意しましょう。
モアレ防止機能がついているスキャナーを使用する
スキャナーの中にはモアレ防止機能を搭載している機種もあります。
普段からスキャナーを使うとモアレが発生して困っている方は、思い切って買い替えてみるのもいかがでしょうか。
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まとめ:画質を下げないのが大事
編集を繰り返すと、どうしても画質が悪くなってしまいます。
なるべく画質を悪くしないように工夫することが必要です。
画質を上げる方法については、下記の記事詳しく紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。