Excelでは、時間を計算する時に便利なテクニックがあります。
今回の記事では、Excelで時間計算をする方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
経過時間を計算する方法
まずは、終了時刻から開始時刻を引いた経過時間の計算方法について紹介します。
計算方法は簡単で、「終了時間-開始時間=経過時間」です。
例えば、上記のような場合は、経過時間の部分に「=C3-B3」と入力しましょう。
経過時間が表示されます。
時給計算をする方法
ここでは、時給計算をする方法について紹介します。
下記の手順に沿って計算していきましょう。
①勤務時間を計算
まずは、勤務時間を計算しましょう。
勤務時間の計算方法は「退社時刻-出社時刻-休憩時間」です。
最初のセルを計算すれば、動画のようにカーソルが「✚」になった時に下へドラッグしましょう。
自動で入力されます。
②合計勤務時間を計算
次に勤務時間の合計を計算しましょう。
画像のようにSUM関数を使って計算しましょう。
しかし、合計時間が上手く表示されません。
次のステップで表示形式を変更しましょう。
③表示形式を変更
画面上部のメニューから「セルの書式設定」を選択します。
種類に「[h]:mm」と入力しましょう。
合計勤務時間が表示されます。
合計時間が24時間を超える場合は、今回のように「[h]:mm」と入力しましょう。
④時給計算用のセルを用意
ここでは、時給計算用のセルを用意します。
時給計算用のセルに「合計勤務時間×24」と計算します。
計算出来たら右クリックして、「セルを書式設定」を選択します。
表示形式を標準に変更します。
これで、計算用のセルが用意できました。
⑤合計勤務時間を給与に変換
最後に合計勤務時間を給与に変換します。
給与のセルに「合計勤務時間(計算用)×時給」と計算しましょう。
これで、給与の計算ができます。
Excelの実戦的テクニックが知りたい人におすすめの本
Excelについてネットで調べていて、「知りたいことが出てこない!」、「もっと基本の部分から知りたい!」と思った経験はありませんか。Excelの実践的なテクニックを覚えたいなら下記のような本がおすすめです。
Excelの時短テクニックを基礎から応用までまとめた1冊です。
初心者からある程度経験のある人まで、仕事が楽になるテクニックを知ることができます。
自己流でなんとなく作業している人にぜひおすすめです。
この本の特徴
- 図解中心で177個のワザを分かりやすく解説している
- 初心者でも応用テクニックを使えるようになる
- 項目別にテクニックをまとめているので辞書としても使える
どんな人におすすめ?
- 今まで自己流でExcelを使っていた人
- 仕事で使える時短テクニックが知りたい人
まとめ:覚えておくと便利
時間計算の仕方は覚えておくと便利です。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。