Excel(エクセル)掛け算をする3つの方法!関数やまとめてする方法も紹介

Excelでは、普通に掛け算する以外にも関数を使うなど様々な方法があります。
今回の記事では、Excelで掛け算する方法や応用方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

一番簡単な掛け算の方法

まずは、一番簡単な掛け算の方法を紹介します。

アスタリスク

動画のようにセルに「=6*7」と入力してみましょう。
42と表示されます。
このように、Excelで掛け算をするときは「*(アスタリスク)」を使用します。


セル同士の値を掛け算

ちなみに、画像のようにセル同士の値を掛け算することも可能です。


PRODUCT関数を使った方法

ここでは、PRODUCT関数を使った掛け算の方法について紹介します。
PRODUCT関数はセル同士の値を掛け算したいときに使用します。
最大255個のセルを掛け算できるので、セルの数が多い時に便利です。

=PRODUCT(

まず、空いているセルに「=PRODUCT(」と入力します。


選択状態

そして、掛け算したいセルを動画のようにドラッグして選択状態にします。
Enterキーを押すと掛け算の積が表示されます。


SUMPRODUCT関数を使った方法

ここでは、SUMPRODUCT関数を使った掛け算の方法について紹介します。
SUMPRODUCT関数では、掛け算の積の合計を表示することができます。

SUMPRODUCT関数

例えば、画像のような表があるとします。
合計金額の部分に、SUMPRODUCT関数を使えば簡単に答えを出すことができます。


=SUMPRODUCT(

まず、「=SUMPRODUCT(」と入力します。


=SUMPRODUCT(

次に単価の列を選択します。
画像のように青く表示され、「=SUMPRODUCT(」の後にセルが表示されれば成功です。


カンマ

そして「,(カンマ)」を入力して、今度は購入数の数値を選択しましょう。
関数式が「=SUMPRODUCT(C3:C7,D3:D7」のようになっていればOKです。


掛け算

Enterキーを押すと、掛け算の積の合計が表示されます。


Excelの掛け算応用編

ここでは、Excelで掛け算をする時の応用テクニックについて紹介します。

まとめて掛け算する方法

掛け算

画像のように掛け算するセルがたくさんある時に使えるテクニックを紹介します。


掛け算

まず、最初の行の掛け算をします。


下にドラッグ

次に動画のようにカーソルが「✚」になった状態で下にドラッグしてみましょう。
自動で掛け算をしてくれます。

掛け算の積を四捨五入する方法

掛け算で出した積を四捨五入したいときは、ROUND関数を使いましょう。

=ROUND(C3*D3,-1)

画像のように「=ROUND(C3*D3,-1)」と入力します。


四捨五入

一の位が四捨五入されます。

関数式の解説ですが、「E3*F3」はセルのE3とF3の数値を掛け算しているという意味です。
「-1」はどの位で四捨五入するかを指しています。
例えば、一の位を四捨五入したい場合は-1、小数点以下を四捨五入したい場合は0、小数点第一位まで表示したい場合は1という風に入力します。

Excelを使った四捨五入の方法については下記の記事で詳しく紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。

Excel(エクセル)四捨五入をする4つの方法

掛け算の積を切り上げ、切り捨てをする方法

切り上げをする時はROUNDUP関数を、切り捨てをする時はROUNDDOWN関数を使用します。

=ROUNDUP(C3:D3,-1)

使い方はROUND関数と同じで、「=ROUNDUP(C3:D3,-1)」のように入力しましょう。
指定した位で切り上げ、切り捨てを行ってくれます。

特定のセルを固定して掛け算する方法

特定のセルを固定

例えば、画像のように全てのセルに同じ値をかけたい時に使えるテクニックもあります。


$H$3

画像のように、掛け算するときに「H3」ではなく「$H$3」と入力します。


下にドラッグ

そして、動画のようにカーソルが「✚」になった状態で下にドラッグすると全てのセルに「H2」の値がかけてある状態で表示されます。


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まとめ:様々な方法がある

Excelでは、掛け算をするだけでも多くの方法があります。
様々な方法を覚えていると、その分作業が楽になるのでぜひチェックしておきましょう。

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