デザインを依頼された時に、「ポップな感じでお願い!」などと言われたことはありませんか。
デザインをするうえで、言葉の持っているイメージを把握することはとても重要です。
今回の記事では、デザインのテイストとして使われる言葉を5つ紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
デザインのテイスト①ポップ
ポップとは他の言葉で言い換えると、「賑やか」だったり「色鮮やかな」というイメージです。
大衆向けで、多くの人にとって馴染みやすいようなデザインのことを指します。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 彩度が高い
- 色数が多め
- フォントはゴシック体がよく使われる
デザインのテイスト②ナチュラル
ナチュラルとは、その意味の通り草木や川など自然のイメージを指します。
配色や画像素材、テクスチャ素材に自然っぽさを取り入れることで、親しみやすく優しいデザインを作成できます。
- 全体的に柔らかめなイメージ
- 彩度は低め
- 山や川など自然の中にある配色が用いられる
デザインのテイスト③スタイリッシュ
スタイリッシュとは、「今風」や「流行の」といった言葉ですが、デザインでは「流行りでカッコイイ」といったイメージで使われます。
そのため、時代とともに微妙にニュアンスが変化します。
現在のスタイリッシュといったイメージには、以下のような特徴があります。
- 白黒でシンプルなデザイン
- 文字やアイコンにグラデーションを用いたデザイン
- シンプルで余計な要素を削ったデザイン
デザインのテイスト④レトロ
レトロとは、「懐古」や「復古」といった意味があり、デザインでは昭和など一昔前のイメージとして用いられます。
当時のデザインを模倣したり、今風にアレンジしているもの指します。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 派手ではなく落ち着いた配色
- ざらついてて、硬質できめが粗いテクスチャがよく使われる
- どっしりとしたフォントが多く使われる
デザインのテイスト⑤カジュアル
カジュアルとは、若々しくて賑やかなイメージとして使われます。
きっちりとしておらず、くだけた気軽なイメージのデザインが多いです。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 配色が鮮やか
- 手書き風のフォントやイラストがよく使われる
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まとめ:色々なテイストを熟知しておこう
今回紹介したもの以外にも、デザインのテイストは色々あります。
ぜひ言葉の意味を理解して、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。