Premiere Proには、動画編集をする上で便利なツールが沢山あります。
そこで今回の記事では、Premiere Proの覚えておくと楽しいツールについて紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
トラックの前方/後方選択ツール
トラックの前方/後方選択ツールは、選択したトラックより前方・後方の全てのトラックをまとめて選択することができます。
画像は、トラックの前方選択ツールを使った例です。
クリックしたトラックより前方にある全てのトラックをまとめて移動させられます。
時間の長い動画やトラックが多い動画を編集する時に重宝します。
リップルツール
リップルツールは、並んでいる2つのクリップを短くしたときに、自動で空白を埋めてくれるツールです。
例えば、画像のように選択ツールでクリップの長さを変更すると隙間ができてしまいます。
しかし、リップルツールを使用すれば隙間を自動で埋めてくれるので、編集の手間が省けて非常に便利です。
ローリングツール
ローリングツールは、隣り合っているクリップの境界線(INとOUT)を調整できます。
画像のように、全体の長さを変えずにINとOUTのみを動かせます。
レート調整ツール
レート調整ツールは、クリップの再生速度を変更できます。
クリップを長くすると遅くなり、短くすると速くなります。
レーザーツール
レーザーツールは、クリップをカットすることができます。
画像のように、クリックすればカットできます。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:簡単に使えるツールばかり
Premiere Proは、基本的に簡単に使えるツールばかりです。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。