Premiere Proで編集しているときに、うまく音が出なくなったことはありませんか。
Premiere Proから音が出なくなった時は、予想できる原因を一つ一つ確認することで解決できます。
この記事では、Premiere Proから音が出ないときに確認するべきことや、イヤホンで音を聞くときの設定方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に使い方を紹介しておりますのでぜひ試してみてください。
音が出ない時にまず確認すること
Premiere Proから音が出なくなったときに確認するべきことについて紹介します。
パソコンや動画素材に問題があるのか、Premiere Pro内の設定がおかしいのかを見極めていきましょう。
パソコンの音量設定を確認する
まずは、パソコンの音量設定を確認しましょう。
パソコン本体のスピーカーがミュートになっている場合、音が出ないので注意してください。
動画素材に音声が入っているのか確認する
動画素材に、そもそも音声が入っているのか確認しましょう。
動画に音声が入っていないと、Premiere Proで編集してもどうにもなりません。
音声ファイルが存在するかどうか、必ず編集する前にチェックしましょう。
音が出ないクリップを特定する
どのクリップから音が出ないのかを特定します。
作成した動画を再生して、どのクリップの音が出ていないのか確認しましょう。
音が出ていないクリップを特定できたら、次になぜ音が出ないのか原因を調べていきます。
オーディオトラックがミュートになってないか確認
オーディオトラックがミュートになっていないか確認します。
画像のように「M」の文字が緑色になっている場合、オーディオトラックはミュートになっているのでクリックして有効にしてください。
オーディオトラックミキサーを開いて確認
オーディオトラックミキサーを開くことで、ミュートになっているトラックや音量が小さくなっているトラックを確認することができる機能です。
まずは、オーディオトラックミキサーの使用の仕方を紹介します。
画面上部のメニューからウィンドウ>オーディオトラックミキサーを選択します。
これでオーディオトラックミキサーが表示されました。
下部分のA1、A2の部分がオーディオのトラックです。
マスターは全体の音量です。
次にどのトラックがミュートになっているか確認しましょう。
動画を再生すると、音がしっかり出ている場合は画像のようにボリュームの部分が反応します。
ボリュームが反応していなかったり、振れ幅が極端に小さい場合はボリュームを上げ下げして音が出ないか確認しましょう。
一旦Premiere Proを再起動してみる
もし、どのやり方でも音が出ない場合はPremiere Proを再起動してみましょう。
長時間Premiere Proを使って編集している場合、まれに音が出なくなるなどのエラーが出なくなることもあります。
再起動する際は、必ず編集中のプロジェクトファイルを保存してから行いましょう。
イヤホンで音を確認したいときの設定方法
イヤホンで音を確認したいのに、パソコンのスピーカーから音が流れてしまうことはありませんか。
イヤホンで音を確認するためには、設定を変更する必要があります。
ここでは、イヤホンで音を確認するための設定方法を紹介します。
まず、画面上部のメニューから編集>環境設定からオーディオハードウェアをクリックします。
環境設定ファイルが開きます。
音の設定をするために、「デフォルト出力」の部分をクリックします。
パソコンにイヤホンを指している場合、画像のようにヘッドフォンと出てくるのでそちらをクリックします。
OKをクリックするとイヤホンから音を聞けるようになります。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:ひとつひとつ原因を探すことがポイント
音が出ないときの対処法や、イヤホンでの音の聞き方について紹介しました。
YouTubeなどに編集した動画を投稿する際は、必ず音声が流れるか確認しましょう。
また、今回の内容に限らず、エラーが起きた時はひとつひとつ原因を探すことが重要です。
以下が今回のまとめです。
- 音が出ないときはパソコンや動画素材も確認する
- オーディオトラックミキサーから、音の出ていないクリップを確認できる
- イヤホンで音を聞きたいときは環境設定を変更する必要がある
こちらの記事では、音量調整の方法を紹介しているおすすめの記事なのでこちらも併せてご確認ください。
また、この他にも当サイトでは2020年からPhotoshopやAfter EffectsなどAdobeソフト関連の使い方についての記事を多く投稿しております。
Adobeソフト関連の使い方や動画編集について知りたい方はぜひご覧ください。