Premiere Proでノイズエフェクトやグリッチエフェクトの作成方法

Premiere Proでは、映像に砂嵐のようなノイズや色ずれ表現を追加することができます。

今回の記事では、ノイズエフェクトとグリッチエフェクトの作成方法を紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

ノイズエフェクトの作成方法

まずは、ノイズエフェクトの作成方法を紹介します。
主にエフェクトのノイズを使用する方法と波形ワープを使う2種類の方法があるのでそれぞれ分けて紹介します。

ノイズを使用する場合

まずは、エフェクトのノイズを使用する方法です。


エフェクトパネルからノイズを選択して、クリップにドラッグ&ドロップします。


これで、ノイズが追加されます。
エフェクトコントロールパネルで、「ノイズの量」を調整すればノイズの強さが変化します。

波形ワープを使用する場合

次に、波形ワープを使った方法を紹介します。


エフェクトパネルから波形ワープを選択して、クリップにドラッグ&ドロップします。


波形ワープが追加されます。
エフェクトコントロールパネルで、「波形の種類」をノイズに変更します。
「波形の高さ」、「波形の幅」、「方向」を好きな値に調整すれば完了です。


グリッチエフェクトの作成方法

ここでは、グリッチエフェクトの再現方法について紹介します。

カラーバランスを追加

エフェクトパネルからカラーバランス(RGB)を選択して、クリップにドラッグ&ドロップします。


エフェクトコントロールパネルで、赤を100、緑、青を0にします。
プログラムモニターで画面があかくなっていればOKです。

クリップを複製

作成したクリップを複製して3つ重ねます。
このままだと画面が赤いままなので、エフェクトコントロールパネルで調整します。


一番上のクリップを選択して、エフェクトコントロールパネルを開きます。
カラーバランス(RGB)の緑を100、赤、青を0にします。
不透明度の描画モードを「スクリーン」に変更します。
位置の値を少し(10~20ほど)調整したら完了です。


真ん中のクリップを選択して、エフェクトコントロールパネルを開きます。
カラーバランス(RGB)の青を100、赤、緑を0にします。
後は同じように、描画モードを「スクリーン」に変更して、位置の値を少し(10~20ほど)調整したら完了です。


画像のように色ずれが表現できます。

波形ワープを追加

最後に波形ワープを追加します。

まずは、ファイル>新規>調整レイヤーを選択して、調整レイヤーを作成します。


そして、タイムラインパネルの一番上のトラックに配置します。


そして、調整レイヤーに波形ワープを追加します。


波形ワープが追加されます。
エフェクトコントロールパネルで、「波形の種類」をノイズに変更します。
「波形の高さ」、「波形の幅」、「方向」を好きな値に調整しましょう。


これで、完成です。


もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法

Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。
ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。


テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。

プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。

下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

Premiere Pro|テンプレートはどれがおすすめ?種類に分けて紹介!

まとめ:すぐに作成したいならテンプレートがおすすめ

作業時間を少なくしたいならテンプレートの使用をおすすめします。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。

また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

モバイルバージョンを終了