Premiere Pro|波形ワープで文字を揺らすエフェクトの作り方

Premiere Proでは、文字やテロップを揺らしたり震えているようなエフェクトをかけることが可能です。
今回の記事では、波形ワープエフェクトを使って文字を揺らす方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

文字に波形ワープを適用

まずは、新規プロジェクトを作成して文字を入力します。


エフェクトパネルを開いて、波形ワープを探して文字のクリップにドラッグ&ドロップしてください。
波形ワープは、ビデオエフェクト>ディストーションの中にあります。


エフェクトコントロールパネルに波形ワープが追加されます。
次のステップから波形ワープを使って文字を揺らしていきます。


波打つように揺れるエフェクト

まずは、動画のように文字が波打つように揺れるエフェクトの作り方を紹介します。


波形ワープの各項目を下記のように設定します。

  • 波形の種類・・・サイン
  • 波形の高さ・・・50
  • 波形の幅・・・500
  • 方向・・・90.0°
  • 波形の速度・・・1.0
  • 固定・・・なし
  • フェーズ・・・0
  • アンチエイリアス・・・低

これで、完了です。


テレビのノイズのように揺れるエフェクト

次にテレビのノイズのようなエフェクトの作り方を紹介します。


波形ワープの各項目を下記のように設定します。

  • 波形の種類・・・ノイズ(滑らか)
  • 波形の高さ・・・100
  • 波形の幅・・・1
  • 方向・・・0.0°
  • 波形の速度・・・1.0
  • 固定・・・なし
  • フェーズ・・・0
  • アンチエイリアス・・・低

これで、完了です。


ゲームのバグのようなエフェクト

最後に、ゲームのバグのように文字が揺れるエフェクトの作り方を紹介します。


波形ワープの各項目を下記のように設定します。

  • 波形の種類・・・矩形
  • 波形の高さ・・・50
  • 波形の幅・・・500
  • 方向・・・90.0°
  • 波形の速度・・・10.0
  • 固定・・・なし
  • フェーズ・・・1×0.0°
  • アンチエイリアス・・・低

これで、完了です。


もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法

Premiere Proで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。
ある程度Premiere Proを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。


テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。

プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。

下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

Premiere Pro|テンプレートはどれがおすすめ?種類に分けて紹介!

まとめ:色々な波形を作ってみよう

波形ワープの波形の種類を変更すれば、いろいろな文字の揺らし方を表現できます。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。

また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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