撮影した写真やネットで検索した画像素材に、ザラザラとしたノイズが入っていることはありませんか。
Photoshopでは、ノイズ除去をする方法が2つあります。
今回の記事では、Adobe Photoshopを使って画像のノイズを除去する方法について紹介します。
初心者の方に向けて、簡単に紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
フィルターを使ってノイズ除去する
最初に紹介するのは、フィルターの「ノイズを軽減」でノイズ除去する方法です。
画面上部のメニューから、フィルター>ノイズ>ノイズを軽減を選択します。
「ノイズを軽減」のパネルが開きます。
各項目を調整して、ノイズを減らしていきましょう。
「ノイズを軽減」で調整できる項目は下記の通りです。
強さ
軽減させるノイズの量を調整します。
0~10の範囲で値を設定できます。
10が一番ノイズを除去できます。
ディテールを保持
画像の細かい部分を、どの程度保持するのか設定できます。
数値を大きく設定すれば髪の毛など細かい部分のディテールを保持してくれますが、ノイズをあまり除去できなくなります。
0や100などあまり極端にせず、丁度いい数値を探すとよいでしょう。
カラーノイズを低減
カラーノイズとは、色ずれのように色のついたノイズのことです。
「カラーノイズを低減」の数値を大きくすれば、カラーノイズを除去して色を滑らかにできます。
ディテールをシャープに
数値を大きくすれば、輪郭がくっきりと強調されます。
しかし、その分ノイズも強調されてしまうので注意しましょう。
Camera Rawフィルターを使ってノイズ除去する
もう一つのノイズ除去の方法として、Camera Rawフィルターを使う方法を紹介します。
画面上部のメニューから、フィルター>Camera Rawフィルターを選択します。
ディテールを選択してノイズを除去していきましょう。
「Camera Rawフィルター」で調整できる項目は下記の通りです。
シャープ
輪郭や全体をくっきりと強調することができます。
しかし、その分ノイズも強調されてしまうので注意しましょう。
ノイズ軽減
その名の通りノイズを軽減できます。
基本的にこの項目を調整すればノイズを除去できます。
カラーノイズの軽減
色ずれのように色のついたノイズを軽減できます。
カラーノイズを除去すれば、色の流れを滑らかにできます。
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まとめ:使い時は様々
今回紹介した2つの方法は、基本的に同じようにノイズを除去できます。
ノイズ以外にも色味や明るさなどを調整する必要があるなら、Camera Rawフィルターを使ってまとめて調整するとよいでしょう。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトではIllustratorやPremiere ProなどAdobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
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