Photoshopでは、漫画で使われる集中線を作成することができます。
今回の記事では、Photoshopで集中線を作成する方法や調整する方法を紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
具体的には、下記のステップで作成していきます。
Step.1新規レイヤーを作成
まずは、集中線を作成するためのレイヤーを作成します。
写真の上にレイヤーを作成して、白く塗りつぶしましょう。
そして、描画モードを乗算にします。
Step.2フィルターで集中線を作成
このステップでは、フィルターを使って集中線を作成していきます。
フィルターから「ノイズを加える」を選択
まずは、フィルターから「ノイズを加える」を選択します。
Step.1で作成したレイヤーを選択した状態で、画面上部のメニューからフィルター＞ノイズ＞ノイズを加えるを選択します。
ノイズがハッキリと分かるくらいに量を調整します。
そして、グレースケールノイズにチェックマークを入れてOKボタンをクリックします。
フィルタ＞その他＞スクロールで線を作成
次に、画面上部のメニューからフィルタ＞その他＞スクロールを選択します。
垂直方向の数値を大きくしてノイズが直線になるようにしましょう。
そして、未定義領域を「端のピクセルを繰り返して埋める」に設定します。
フィルタ＞変形＞極座標で集中線っぽくする
最後に、フィルタ＞変形＞極座標を選択します。
極座標のパネルで位置を調整しましょう。
これで、集中線ができます。
Step.3選択範囲を作成して中心を空ける
集中線が作成できたので、ここでは中心を空ける方法について紹介します。
ツールバーから楕円形選択ツールを選択します。
楕円形選択ツールで選択範囲を作成します。
そして、選択範囲を右クリックして「選択範囲をぼかす」をクリックします。
数値を調整してOKボタンをクリックします。
選択範囲がぼやけるので、deleteキーを押してみましょう。
中心が空きます。
イメージ＞色調補正＞2階調化で調整
最後に、集中線を調整する方法について紹介します。
画面上部のメニューからイメージ＞色調補正＞2階調化を選択します。
2階調化のパネルが開きます。
カーソルを左に移動すると線が少なくなり、右に移動すると線が多くなります。
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まとめ：Illustratorでも作成可能
集中線はPhotoshopだけではなく、Illustratorでも作成可能です。
下記の記事で作成方法を紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
