PowerPoint(パワーポイント)録音データが再生できない時の対処法10選

PowerPointで音声を挿入したときに、音が出ないなどのエラーが発生したことはありませんか。
今回の記事では、録音した音声が再生できない時の対処法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

PowerPointで録音した音声が再生できない時の対処法として、下記のようなものが挙げられます。

  • 互換性の最適化をする
  • リンク切れが起きていないか確認する
  • ファイル形式を確認する
  • PCの音量を確認する
  • PCのマイクをチェックする
  • Office修復ツールを使う
  • PowerPointを再起動する
  • PCを再起動する
  • PowerPointをアップデート
  • Officeを再インストールする

①互換性の最適化をする

音声を埋め込んでいる場合、互換性の問題が発生して再生できない可能性があります。
まずは、音声の互換性を最適化してみましょう。

音声を選択状態にして、画面上部のメニューからファイル>情報を開きます。


「互換性の最適化」と表示されるのでクリックしてください。
表示されない場合は、「メディアの圧縮」をクリックしてください。


②リンク切れが起きていないか確認する

音声をリンク貼り付けした場合、保存場所の変更などによるリンク切れが発生している可能性があります。
リンク切れの場合は、リンク元を変更して修正しましょう。

画面上部のメニューからファイル>情報を開きます。
そして、「メディアの互換性の最適化」の下にある「リンクの表示」をクリックしましょう。


「リンク元の変更」をクリックします。


音声ファイルがあることを確認して、開くボタンをクリックしましょう。
これで完了です。


③ファイル形式を確認する

PowerPointには、使うことのできないファイル形式があります。
もし音声が再生できない場合、PowerPointが対応していないファイル形式の可能性もあります。
PowerPointが対応している音声ファイル形式は下記の通りです。

  • wma
  • wav
  • mp3
  • m4a/mp4
  • mid/midi
  • au
  • aiff

④PCの音量を確認する

初歩的なことですが、PCの音がミュートになっていないか確認しましょう。
イヤホンをつけている場合は、イヤホンから音が流れていないか確認してください。


⑤PCのマイクをチェックする

PCで録音した場合、マイクがちゃんと設定されているか確認しましょう。
PCによってはマイクが搭載されていないこともあるので注意してください。


⑥Office修復ツールを使う

PowerPointそのものに問題があって、音声が再生できないことも考えられます。
そんな時は、Office修復ツールを使ってみましょう。

スタートメニューでコントロールパネルを検索して起動させましょう。


プログラム>プログラムのアンインストールを開きます。


Microsoft Officeを右クリックして「変更」を選択します。


そして、クイック修復を選択して、修復ボタンをクリックします。
修復が完了したら、パソコンを再起動してPowerPointを開いてみましょう。


⑦PowerPointを再起動する

PowerPointを再起動すれば、解決することもあります。
今のファイルを保存して、再起動してみましょう。


⑧PCを再起動する

PCに問題があって音声が再生できない場合は、PCを再起動することで解決する可能性があります。
PowerPointを再起動する時と同じように、今のファイルを保存して再起動してみましょう。


⑨PowerPointをアップデート

PowerPointのバージョンが古いことが原因で、エラーが発生している可能性もあります。

画面上部のメニューからファイル>アカウントを選択します。


そして、更新オプション>今すぐ更新を選択しましょう。


⑩Officeを再インストールする

すべての対処法を試しても解決しない場合は、一度Officeをアンインストールしましょう。
そして、再度Officeをインストールして起動できるか確認してみてください。


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まとめ:一つ一つ確認しよう

原因が分からない場合は、対処法を一つ一つ試してみましょう。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。

また、当サイトでは2020年からデザインやデザインソフトの使い方に関する記事を投稿しております。
デザインに関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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