PowerPointでは、画像や図形の透明度を変更することができます。
今回の記事では、PowerPointで透明度を変更する方法や応用テクニックについて紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
透明度を変更する方法
まずは、透明度を変更する方法を紹介します。
図形や画像、文字は手順が異なるのでそれぞれ分けて紹介します。
図形の場合
図形の透明度を変更するには、図形を右クリックして「図形の書式設定」を選択します。
そして、塗りつぶしの項目を開き透明度の値を変更しましょう。
これで、透明度を調整できます。
画像の場合
画像の透明度を変更する手順を紹介します。
まず、画像を挿入する前にプロパティを開いてサイズを確認します。
次に画像と同じ大きさの長方形を作成します。
(cmとpxを変換するにはこのサイトが便利です。https://www.tani-o-henkan-suru.info/cm+o+Pikuseru+e+henkan+suru.php)
図形の書式設定を開き、塗りつぶしの設定を「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」にします。
そして、挿入ボタンをクリックしましょう。
ファイルから好きな画像を選択したら、長方形が画像になります。
テクスチャの透明度を変更してみましょう。
画像が透明になります。
文字の場合
文字の透明度を変更するには、文字を右クリックして「図形の書式設定」を選択します。
そして、「文字のオプション」を開き透明度の値を変更しましょう。
これで、透明度を調整できます。
透明度をグラデーションにする方法
ここでは、透明度をグラデーションにする方法について紹介します。
この方法は背景が単色でないと使えないので注意してください。
まず、画像の上に同じ大きさの長方形を作成します。
そして、図形の書式設定を開き塗りつぶしをグラデーションにします。
グラデーションの分岐点を画像のように同じ色にします。
そして、片方の透明度を100%に設定しましょう。
これで、段々透明になる画像を作成できます。
背景を透明にする方法
PowerPointでは、画像の背景のみを消すこともできます。
画面上部のメニューから図の形式>背景の削除を選択します。
画面が画像のようになります。
ピンクの部分が削除されます。
削除する場所を狭くしたいときは、画面上部の「保持する領域としてマーク」をクリックします。
そして、動画のように保持したい部分をドラッグすれば自動で領域を選択してくれます。
「変更を保持」をクリックすれば、完了です。
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まとめ:表現の幅が広がる
透明度を使いこなすことができれば、表現の幅が広がります。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
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