太字の用意されていないフォントでも、Illustratorなら太くすることができます。
今回の記事では、文字を太くする方法を2つ紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
パスのオフセットを使う方法
まずは、パスのオフセットを使う方法について紹介します。
この方法は、文字をアウトライン化する必要があります。
後からフォントを変更できないので注意しましょう。
文字を選択状態して、画面上部のメニューから書式>アウトラインを作成を選択しましょう。
次に画面上部のメニューからオブジェクト>パス>パスのオフセットを選択します。
パスのオフセットのパネルが開きます。
オフセットの数値を調整して文字を太くしましょう。
これで、太くできますがパスが内側と外側で分かれているので、パスを合体させましょう。
文字を選択状態にして、パスファインダーのパネルを開きます。
そして、合体を選択します。
これで、完成です。
パスを合体させたことで、画像のように太い状態でグラデーションなどもできます。
線に色を追加する方法
ここでは、線に色を追加して文字を太くする方法を紹介します。
この方法では、文字をアウトライン化する必要がないので後からフォントを変更することも可能です。
文字を入力して、ツールバーから線に色を追加します。
そして、画面上部のメニューの線に数値を追加して太さを調整しましょう。
これで完了です。
逆に文字を細くする方法
最後に、逆に文字を細くする方法について紹介します。
文字をアウトライン化してパスのオフセットを開きます。
オフセットの値をマイナスにして、OKボタンをクリックします。
文字を選択状態にして、ショートカットキーCtrl+shift+Gを使ってグループ解除します。
選択ツールで文字を移動させてみると、細くなった文字を確認できます。
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まとめ:どのフォントでも可能
基本的にどんなフォントでも太くできます。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。