Illustratorで作成したデータを印刷すると、色が変わってしまうことがあります。
今回の記事では、Illustratorで印刷した時に色が変わってしまう原因と対処法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
オーバープリントプレビューで確認
オーバープリントプレビューを使えば、実際に印刷した時の色味などを確認できます。
まずは、オーバープリントプレビューを使って確認してみましょう。
画面上部のメニューから、表示>オーバープリントプレビューを選択します。
オーバープリントプレビューが適用されます。
作成したデータと印刷した時の見た目が違うのが分かります。
下記で対処法を紹介します。
画面上部のメニューから、ウィンドウ>属性を選択します。
作成したデータの見た目が変化したオブジェクトを選択した状態で、属性パネルを確認してみてください。
塗りにオーバープリントにチェックマークが入っている場合は、チェックを外しましょう。
これで見た目を変えずに印刷できます。
カラーモードを確認
オーバープリントプレビューを使っても、色が変わってしまう場合は、データのカラーモードを確認してみましょう。
印刷するときはデータのカラーモードをCMYKにする必要があります。
画面上部のメニューから、ファイル>ドキュメントのカラーモード>CMYKカラーを選択します。
アピアランスを確認
オブジェクトにアピアランス効果を使用していると、印刷した時に上手くいかないことがあります。
アピアランスが原因で印刷が上手くいかないときは、画面上部のメニューからオブジェクト>アピアランスを分割を選択しましょう。
これでアピアランスが画像化され正確に印刷することができます。
特色を確認
特色とは、インク会社が独自で配合したインクの事です。
特色を使用している場合、通常のプリンターでは上手く印刷できません。
印刷会社に依頼して印刷する場合は問題ありませんが、通常のプリンターを使用する場合は特色の使用は避けましょう。
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まとめ:プリンターが原因の可能性もある
Illustratorのデータが原因ではなく、プリンターが原因の場合もあります。
インク切れしていないかなどチェックを怠らないようにしましょう。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。