After Effectsではマスクを使ったアニメーションを作成することが多いです。
この記事では、After Effectsのマスク機能の使い方について紹介していきます。
初心者の方でも分かりやすいように解説しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
マスクを使ってできること
まずはマスクを使ってできることやマスクの使い方について説明します。
マスクを使うと何ができるの?
マスクとは動画や画像の一部を隠すことのできる機能です。
マスクで動画や画像の一部を隠してアニメーションを設定すると、何もないところからオブジェクトが現れるような表現をできます。
マスクの使い方
マスクの使い方は簡単です。
例を挙げて紹介していきます。
マスクで隠したい文字を選択状態にして長方形ツールをクリックします。
レイヤーのマスクを開いて表示します。
長方形ツールで文字を囲み「反転」にチェックを入れれば、マスクが適用されて文字を隠すことができます。
これで、アニメーションを加えていけばマスクアニメーションを作ることができます。
マスクのアニメーションの追加方法
ここでは、マスクのアニメーション方法について紹介します。
先ほど作成したマスクの「マスクパス」の時計マークをクリックしてキーフレームを追加します。
次に時間のインジケーターを2秒(好きな場所で大丈夫です)に移動させて、シェイプをクリックします。
マスクの位置を自由に変更できるので、数字を調整して自由な位置に変更してください。
これで、マスクにアニメーションを追加できます。
この他のマスクアニメーションの作り方はこちらの記事を参考にしてください。
いろいろな形のマスクを作ってみよう
ここでは、いろいろな形のマスクの作り方を紹介します。
マスクは長方形だけでなく様々な形で作成が可能です。
いろいろな作り方を知っておけば、作れる動画の幅も広がるので是非チェックしてください。
楕円形のマスク
楕円形のマスクは簡単で、長方形ツールから楕円形ツールに持ち替えることで作成できます。
星形のマスク
星形のマスクの作り方も同様に、長方形ツールからスターツールに持ち替えることで作成できます。
ペンツールで自由な形のマスク
ペンツールに持ち替えて、線を繋げていけばマスクが作成されます。
ペンツールが他のツールと違う点は、自由な形のマスクを作れるという点です。
文字の形のマスク
最後に文字の形のマスクについて紹介します。
文字の形のマスクは他と少し違うので要チェックです。
まず、文字ツールで文字を入力します。
次に下の平面レイヤーのトラックマットを「なし」から「アルファ反転マット」に変更します。
これで、文字の形のマスクが作成されます。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
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下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:いろいろな形のマスクを作成しよう
After Effectsのマスクはいろいろな形を作成できます。
以下が今回のまとめです。
- マスクは動画や画像の一部を隠すことができる
- 長方形ツール、楕円形ツール、スターツールなどいろいろな形のマスクを作成できる
- ペンツールでは自由な形のマスクを作成できる
- 文字の形のマスクを作るにはトラックマットを使用する
また、当サイトではAfter Effectsに限らずIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方やテクニックをチュートリアル的な形式で解説しております。
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