After Effectsで、アニメーションを作成するときに使用するのがキーフレームです。
今回の記事では、キーフレームの追加方法や便利なショートカットキーについて紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
キーフレームとは
キーフレームとは、オブジェクトの変化するポイントと内容を設定できる機能です。
画像のように打ち込むことで「ここからここまでを変化させる」と設定できます。
オブジェクトを移動させたり、回転、不透明度を変化させるなど色々な使い方があります。
キーフレームを打ち込む方法
ここでは、キーフレームを打ち込む方法について紹介します。
例として、このように回転移動しながら透明になる動画を作成してみます。
シェイプを作成
まずは、シェイプを作成します。
シェイプツールで好きな形のシェイプを作成してください。
トランスフォームを開き時計マークをクリック
ここからキーフレームを打ち込んでいきます。
作成したシェイプのレイヤーを開き、トランスフォームを開きます。
すると、位置や回転などの項目が出てくるのでこちらにキーフレームを打ちます。
まずは、位置を変化させてみましょう。
シェイプを変化させ始めたい部分にインジケーターを移動させます。
そして、「位置」の隣りの時計マークをクリックします。
これで、キーフレームが一つ打ち込まれます。
次に変化を終了させたい部分にキーフレームを移動させ、「◇」をクリックします。
これで、2つ目のキーフレームを打ち込むことができました。
回転と不透明度にも同じようにキーフレームを打ち込みましょう。
次に数値を調整します。
キーフレームを選択して数値を調整
ここでは、各項目の数値を調整してシェイプを変化させます。
インジケーターを合わせた状態で、キーフレームをクリックすると画像のように青くなります。
この状態で数値を調整します。
位置の数値をクリックして、好きな数字に変更してみてください。
左側が横軸、右側が縦軸です。
今回は、「429、564」から「1566、564」に変更しました。
これで、移動するアニメーションを作成できました。
回転と不透明度も同じ要領で変更してみましょう。
今回は、回転を「0x++0.0°」から「5x++0.0°」、不透明度を「100%」から「0%」に変更しました。
これで完成です。
キーフレームの便利なショートカットキー
最後にキーフレームの便利なショートカットキーを紹介します。
シェイプレイヤーを選択した状態で、キーボードの「U」を押してみてください。
すると、キーフレームの打ち込まれた項目のみが表示されます。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:キーフレームを使いこなそう
とにかくたくさん打ち込んでみることでキーフレームの使い方にも慣れていきます。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。