【After Effects】コンポジションとは?初心者に向けて分かりやすく解説!

After Effectsで映像を作成するには、コンポジションを準備する必要があります。
初心者にとっては、コンポジションが何なのか分かりづらいかもしれません。
そこで今回の記事では、コンポジションの意味や作成方法について紹介します。
初心者の方に向けて簡単に紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。

コンポジションとは

コンポジションとは、簡単に言えば映像データを入れる「箱」のようなものです。
コンポジションの中にテキストや画像を入れて、動かしたりエフェクトをかけます。
そして作成したコンポジションを書き出しすれば、映像が完成します。

After Effectsで映像を作成する時は、コンポジションを作ってその中に素材を入れて編集すると覚えておけばわかりやすいです。

簡単な映像だとコンポジションは一つだけで問題ありませんが、複雑で長い映像だとデータが重くなってしまいます。
そんな時は、シーンごとにコンポジションを作成して後で一つの動画にまとめるという方法があります。


コンポジションの作成方法

ここでは、コンポジションの作成方法について紹介します。

プロジェクトパネルの下部分にある「新規コンポジションを作成」のアイコンをクリックします。


コンポジション設定のパネルが開きます。
ここで、コンポジションの細かい設定をしましょう
主に下記の項目を設定しておけば、編集の際に便利です。

  • コンポジション名
  • プリセット
  • 幅と高さ
  • デュレーション

コンポジション名

コンポジションの名前です。
後で見た時に何のコンポジションなのか、分かりやすい名前にするとよいでしょう。

プリセット

プリセットは作成するデータをどうしたいのかによって変わります。
例えば、YouTubeにアップロードしたいときは「HDTV 1080」を、DVDに読み込みたい場合は「NTSC DV」にするとよいでしょう。

幅と高さ

幅と高さはそのままコンポジションの大きさになります。
特に指定がない場合は、初期設定で問題ないでしょう。

デュレーション

デュレーションはコンポジションの時間の長さです。
例えば、3秒に設定すれば3秒間の映像の箱ができます。
後からデュレーションは変更できるので、感覚で決めても大丈夫です。


コンポジションを再編集する方法

コンポジションを作成した後にもう一度設定し直したい場合は、コンポジションを右クリックして「コンポジション設定」を開きます。


するとコンポジション設定が開き、もう一度設定することができます。


もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法

AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。
ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。


テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。

プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。

下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。

After Effects(アフターエフェクト)おすすめのテンプレートを種類に分けて紹介!

まとめ:映像を作成するのに必須

コンポジションは映像を作成するのに必要な機能です。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。

また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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