After Effectsでは、使用している動画の音声をカットすることができます。
今回の記事では、After Effectsを使って音声をカットする方法について紹介します。
初心者の方でも分かりやすいように、簡単に解説しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
全ての音声を消したい場合
レイヤーの中の全ての音声をカットしたい場合は、レイヤーのスピーカーのマークをクリックしましょう。
これで、レイヤーの音がカットされます。
音声を一部カットしたい場合
音声の一部分をカットしたい場合は、レイヤーのオーディオレベルを調整します。
今回は、動画の1秒から2秒までの間の音声をカットしてみます。
タイムラインインジケーターを「0;00;00;29」の部分に合わせて、キーフレームを打ちます。
キーフレームは、オーディオレベルの隣の時計マークをクリックすれば打ち込めます。
次にタイムラインインジケーターを「0;00;01;00」の部分に合わせて、もう一度キーフレームを打ちます。
そして、オーディオレベルの数値を下げます。
ここの数値は、音が聞こえなくなるまで下げましょう。
ウェーブフォームが消えるまで下げればOKです。
今回は、-105.00dBまで下げました。
次にタイムラインインジケーターを移動させて、「0;00;01;29」と「0;00;02;00」の部分にキーフレームを打ち込みます。
そして、「0;00;02;00」に打ち込んだキーフレームを選択した状態で、オーディオレベルの数値を0に戻します。
これで、動画の1秒から2秒までの間の音声をカットすることができました。
もっと簡単に映像のクオリティを上げる方法
AfterEffectsで、テロップ入れ、アニメーション作成、色調補正などいちから編集するのは大変ですよね。ある程度AfterEffectsを使いこなせるようになった人でも、「やり方もテクニックも知ってるんだけどシンプルに手間がかかる…」と悩んだりしてるのではないのでしょうか。
そこでおすすめなのが、テンプレート機能を使用することです。
テンプレート機能とは、作成したアニメーションなどを保存して他の映像にも使用できるようにする便利な機能です。
プロが作成したテンプレートも販売されており、購入すれば実質プロと同じクオリティの映像を3分で作成できるようになります。
値段もそこまで高価ではなく、例えばMotionElementsの使い放題プランに入れば月額2,150円で3百万を超えるプロのストック素材を自由にダウンロードできます。
下記の記事でおすすめのテンプレートを紹介しておりますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:オーディオレベルを調整すればOK
オーディオレベルでは、今回のようにカットする以外にもキーフレームの間隔を空けることで音声をフェードアウトさせることができます。
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、制作に役立ててください。
また、当サイトでは2020年からIllustratorやPremiere Proなど、Adobeソフト関連の使い方に関する記事を投稿しております。
画像加工や動画編集に関する情報や知識に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。