After Effects|スライドショーを超簡単に作成する方法

スライドショー

After Effectsでは、シーケンスレイヤーを利用することで簡単に画像のスライドショーを作成することができます。
今回の記事では、Adobe After Effectsのシーケンスレイヤーを使ってスライドショーを作成する方法について紹介します。
応用の仕方なども、簡単に紹介しておりますのでぜひチェックしてみてください。

スライドショーの作成手順

ここでは、シーケンスレイヤーを使ってスライドショーを作成する手順を解説します。
簡単に作ることができるので、ぜひご覧ください。

画像を読み込む

まずは、画像を読み込みます。

画面上部のメニューからファイル>読み込み>ファイルを選択して、スライドショーに使用したい画像素材を読み込んでください。


次に読み込んだ画像をタイムラインのパネルにドラッグ&ドロップしてください。
これで、準備は完了です。

シーケンスレイヤーを選択

ここからシーケンスレイヤーを適用させていきます。

まず、タイムラインに読み込んだ画像を全て選択した状態にします。


画面上部のメニューから、アニメーション>キーフレーム補助>シーケンスレイヤーをクリックします。


シーケンスレイヤーのパネルが表示されます。
オーバーラップの部分にチェックマークを入力してください。
デュレーションとトランジションの項目を編集します。

デュレーションとは・・・画像同士の重なる時間を設定します。
トランジションとは・・・画像が切り替わるときのアニメーションを選択できます。「オフ」、「前面レイヤーをディゾルブ」、「前面レイヤーと背面レイヤーをクロスディゾルブ」の3種類から選べます。

オフの場合

前面レイヤーをディゾルブの場合

前面レイヤーと背面レイヤーをクロスディゾルブの場合


応用編:一風変わったスライドショー

ここでは、スライドショーのアニメーションを工夫する方法を紹介します。
動画のように切り替わるアニメーションを作成していきます。

画像を読み込み

まずは、前のステップでやった時と同じように、画像の素材をタイムラインに読み込んでおきます。
画像の表示される時間は1.15秒に設定してあります。

アイリスワイプを追加

まずは、アニメーションを作成するためにアイリスワイプを追加します。

レイヤーの一番上の画像を選択した状態で、画面上部のメニューから、エフェクト>トランジション>アイリスワイプをクリックしてください。


エフェクトコントロールパネルにアイリスワイプが表示されます。
まず、画像のようにアイリスポイントを32、「内半径を使用」の部分にチェックマークを入れてください。

キーフレームの打ち込み

次にキーフレームを打ち込んでいきます。

レイヤーの中のエフェクト>アイリスワイプを開きます。
インジケーターを1.05秒のところに移動させて、「外半径」と「内半径」にキーフレームを打ち込みます。


インジケーターを1.10秒のところに移動させて、「外半径」と「内半径」にもう一度キーフレームを打ち込みます。
そして数値を1500に変更してください。
(キーフレームを打ち込む位置は自分で作成する動画に合わせて変更しても構いませんが、なるべくレイヤーの後ろの部分に設定してください。)

これで、アニメーションが完成されました。

シーケンスレイヤーを選択

ここで、シーケンスレイヤーを追加していきます。

全ての画像を選択した状態で、アニメーション>キーフレーム補助>シーケンスレイヤーを選択します。


シーケンスレイヤーパネルで設定を行います。
デュレーションを1秒、トランジションをオフにしてOKボタンを押します。


これで、シーケンスレイヤーが適用されました。
最後に他のレイヤーにアニメーションをコピーしていきます。

レイヤーにアニメーションをコピー

最後に、他のレイヤーにアニメーションをコピーします。

一番上の画像のレイヤーを開き、アイリスワイプを選択状態にしてCtrl+Cでコピーします。


次に、一つ下の画像レイヤーを選択した状態で、インジケーターを移動させます。
画像のように、上のレイヤーが非表示になった直後あたりにインジケーターを合わせます。
そしてCtrl+Vで先ほどコピーしたアイリスワイプを貼り付けます。
この作業を下から二番目のレイヤーまで繰り返していきます。


これで、完成です。


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After Effects(アフターエフェクト)おすすめのテンプレートを種類に分けて紹介!

まとめ:スライドショーは簡単に作れる

シーケンスレイヤーを使えば、簡単にスライドショーを作成できます。
また、トランジションエフェクトをと合わせることで、いろいろなアニメーションを加えることができます。
ぜひ使い方を覚えて制作に役立ててください。

また、当サイトではAfter EffectsやPremiere ProなどAdobeソフト関連のチュートリアルを多く公開しております。
動画編集の情報や、写真の編集に関する知識に興味のある方は、ぜひ他の記事もご覧ください。

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